続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ヒトラーを欺いた黄色い星」(2017独/アルバトロス・フィルム)

《第2次世界大戦下、ナチス・ドイツの迫害をかいくぐり、ベルリン各地に潜伏して生き延びたユダヤ人の実話を基に描く戦争ドラマ。いかにして彼らがゲシュタポの手入れや密告者の厳しい監視の目をすりぬけ、身分を隠しながら生き延びたのかをリアルに映し出す。奇跡の生還を果たした人間たちのあまり知られていない真実を今に克明に伝える力作。》

「ストリート・オブ・ファイヤー〈デジタル・リマスター版〉」を観てまだ時間が早かったので新宿駅に戻りついでに観てみたけど、ナチスの蛮行を描きながらも善きドイツ人がいたという切り口や、生きるためにユダヤ人であることを隠すことが、時代が変われば命取りになってしまうという皮肉も描かれていたのも印象的。

本物の体験者たちの証言と再現ドラマが交互に流れる作りなので、インタビュー形式の顔をアップにしたドキュメンタリーが苦手なので、インタビュー形式の顔をアップにしたドキュメンタリーが苦手な自分には少し観辛いところもあったけど、改めてこの時代が2度と繰り返されてはいけないと強く思った。

あらすじ
収容所行きを免れたユダヤ人のツィオマ。ドイツ人兵士に成りすました彼は、ベルリン市内の空き家を転々としながらユダヤ人の命を救うため身分証偽造を始める。一方、16歳の少年オイゲンは、ヒトラー青少年団の制服を着て身元を偽り、反ナチス活動に協力する。


原題 DIE UNSICHTBAREN

111分

監督
クラウス・レーフレ

キャスト
マックス・マウフ
アリス・ドワイヤー
ルビー・O・フィー
アーロン・アルタラス
ヴィクトリア・シュルツ

新宿武蔵野館3 18:40~観客7割程/86席




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