テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

冬季オリンピック!団体パシュートが凄かった!!・・・でも、団体って?~今日のお店:古色蒼然の店構え、京都九条のお好み焼き「本多」。

2018年02月22日 | 世の中

さて、軽く飲みに行きましょか、

この辺りやとね、お好み焼きなんかどうですか?



はい、京都駅辺りはね、お好み焼き屋さんが多いんです、

なんででしょうね?

でも、昔ながらの渋いお好み焼き屋さんがまだ何軒か残ってます、はい、

じゃあ、ちょっと歩きますけど東九条の店に行ってみましょか、

ところでね、歩きながらですけども、

平昌オリンピック、観てます?

観ていますよね~、やはりトップアスリートのパフォーマンスは面白いですよね、

昨日のスピードスケートの団体パシュート、ヨカッタですね、見事金メダル、

一糸乱れぬ日本人選手3人のチームプレイの勝利ですな、

お見事ですわ、ホント、ヨカッタ、

この競技、名前がね、“団体パシュート”とか“チームパシュート”とか云うんです、

純日本語に訳すと、“団体追い抜き”とも書くみたいですわ、

いや、いろんな呼び名があってもいいんですけどね、

ちょっと引っ掛かったのが、、、“団体”という言葉です、はい、

そう、もともと“団体競技”って云う言葉もありますし、

日本語としては正しい、というか、すでに相当昔から定着してます、

でも、、、“団体”ってなんかおかしいなあ、と気付いたわけです、

“団体旅行”とか“団体行動”なら、そんなに違和感ないですけど、

“団体パシュート”は、よ~く読むと、よ~く見ると、なんか変、

冬季オリンピックの“団体競技”は、ジャンプ団体、ノルディック団体、フィギア団体もあります、

この“団体”って、英語で表記すると“Team”ですね、

そう、ずいぶん昔に“Team Sports”を“団体競技”と訳したのが発端のようですわ、、、

それが今も残っている、、、ということのようです、

団体競技か、、、野球もサッカーも、なんか似合わなくなってきてるな、

“団体パシュート”も、“チームパシュート”のほうがより競技の性格に近いような気がします、

3人が一つの結果を目指して努力する、

まさしく“Team プレイ”が求められる競技ですから、

“団体追い抜き”は文字数が少なくて済むということで、見出しなんかに使用されるんでしょう、

この事情は分かります、

言語というのはホント変幻自在、日本語はとくに超変幻自在、

いろんな変化を遂げるもんなんで、そろそろ団体がTeamに変わってもエエかな、

“団体パシュート”よりも“チームパシュート”、

どうでしょ?NHKさん、

【今日のお店:京都九条のお好み焼き「本多」】

なにせ、外観が素晴らしい、初めて見た時にガツンとやられました、

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京都市南部の七条から十条辺りのお好み焼きは独特で、

大阪のお好み焼きとは違い、薄く生地を敷き具を載せるスタイル、

これは神戸のほうでも観られるスタイルなので、

ある意味、ひょっとすると大阪のスタイル(生地と具を混ぜて焼く)とはルーツが違うのかもしれません、

こちら「本多」のお好み焼きもこんな感じ、

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やはり、生地を薄く敷いて具を載せていくスタイル、

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夏は店内も暑いし、、、

冬は行ったことないですが、きっと寒いかも、

とにかく、結構末枯れた店内でいただくお好み焼きとビールは美味いのもです、

京都駅八条口から徒歩15分くらい、

暑い日でも寒い日でも、歩く価値あります、

ぜひ、一度寄ってみてください、

 

 

 

 



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