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THE BLACK COMET CLUB BAND『La Vie En Rose』感想覚書

2020-05-18 01:21:28 | 高野哲
THE BLACK COMET CLUB BAND
New Album『La Vie En Rose』
初聴きのイメージ感想

全体の印象としてはインストゥルメンタルではじまってインストゥルメンタルで終わるのが映画っぽくてよい。


◆El Rosa
バラ色というより音色的にはどす黒い血の色のイメージ。
映画のはじまりっぽくてかっこいい。
個人的にはゴッドファーザーの空気感。
タイトルと曲の雰囲気が乖離してる。

◆メキシカンスタンドオフ
全般的にめちゃくちゃかっこいい。
好き。
なぜか途中明るく転調するの高野節という感じ。ランランランランランランは過去曲からのイメージ引き継いでるかんじ。
一目惚れ成れの果て、ってすごい歌詞じゃないですか?
音楽に一目惚れしてのストーリーなのかな、という勝手な解釈。

◆PlanB
重めの音に軽いドラム音が響くのが真夜中の静かな空間に響く軽い音のような印象で面白い。
こういう曲で思うのは哲さんの声が高い?印象が明るいのでバックの音が暗く重くても声が映える。声とバックの演奏が一体化するのも一つのあり方だけれども、あえて歌詞のある歌をのせるのなら聴こえる方が面白さがあるよね、と。


◆Guess Death
疾走感あるさわやかなイメージ。
すこし、ピアノの感じがノスタルジック。
好きなかんじの曲。
合図待っている 永遠が終わる前に。
過去の曲のなにかを彷彿とさせるんだけれども、どれだ。展開が似てる曲あるよね。

◆無人島ロック
ドラムとピアノが明るい島のようなイメージ。
これまでの曲とは曲のテイストが異なる感じ。

◆車道
無人島ロックとは打って変わってしっとりした暗い感じの曲。Aメロがかっこいい。Bメロですこし明るい曲調にかわる。
Aメロのおかげで一気に空気感をかえる曲順で正解。
シャドウ(影)と車道の言葉遊び。
ギターがかっこいい。
真夜中、野良猫、赤信号、摩天楼、夢などでの対比がうまい

◆How High?
この曲はライブですでに何度も聴いてしまっているのでライブの印象がつよく音源だと綺麗にまとまってライブよりインパクトが弱い。
曲としては好き。

◆Red Sun
はじまりの声の入り方が面白い。
録音方法の問題か?
過去の音源ではもう少しバックバンドの音が跳ねているイメージに聴こえていたが歌を聴かせる方に変更されている気がする。
(ライブの印象と過去音源の印象が混ざってるかも)
後半のギターが以前のバージョンより長い。(たぶん)
前の音源のほうがもう少し儚い、寂しい感じですこし冷たい印象。こちらのバージョンはもうすこし力強い。あまり冷たい印象はうけない。

◆All Right
ギターと歌からのはじまり、静かで暖かい優しい印象。ひだまり。ピアノのせいか、すこしone dayを彷彿とさせる。
この曲は一回単独で聴いているが、バンド演奏バージョンは今回初。
ギターが要所要所にうまく入っていて曲の緩急がついてる。
後演付近のギターのみと歌で終わるのが新しい終わり方で面白い。

◆MAGNOLIA
画面のフォントが変わったのでびっくりした。
丸くて細いフォント。
ドラムの展開が面白い。
いばらとマグノリアと2つ植物に関するワード。いばらは情景を描くためのワードとして利用。
マグノリアは人の名前の代わりにつかってるのかな。

出会う前から愛し合ってた
君が咲くその街で
とかロマンチックな歌詞

君が咲くだから、君が笑うその街で、ってことでしょうね。

◆Born To Be Born
タイジサンのうた?ブルックともいえるけど。
アフロの髑髏で、ギターひいてるって。
いたずらなかんじのメロディで結構好き。
ホネだからブルックともいえる。

◆La Vie En Rose
ライブで聴き慣れていて音源よりライブで聴きたい。

◆明日になれば
広がりのある希望のあるイメージの前奏。メインテーマ。
眩しいほどお前を照らしてやれる、という歌詞からも希望に向かった曲をイメージしていると思われる。

◆Hasta la vista
ちかちかしたいて軽快な音がなっていてメインテーマが面白いかんじの曲。
シンセをつかってる?
約束をしない約束。
いい夏を過ごしたいの曲のアンサーソングみたいな印象。

◆Elminator
歌詞なし。
ホイッスルあり。
この曲めちゃかっこいい。
歌がないことによる曲の良さ、みたいな。