カトリック教会の問題

公会議後の教会の路線は本当に正しいのでしょうか?第二バチカン公会議後の教会の諸問題について、資料を集めてみたいと思います

社会組織とシオン

2017-06-05 13:13:59 | エキュメニズム
社会組織とシオン

 聖ピオ10世は、社会組織についてこう教えています。

「社会の歯車は、その自然の働きによって、悪人の労苦を麻痺させ、すべての善意の人に地上の幸せの正当な一部を分け与えることができるように組織されなければならないだろう。」

カトリック教会こそ本当の文明の保護者

 司祭は、「偽りの民主主義の幻想によって、減退のさまざまな意見の迷路に」迷い込まないように注意すべきであると、教皇様は言います。「願わくは、彼ら(司祭たち)が、教会の最悪の敵と民衆の雄弁から、良く響き渡るくせに非現実的な約束ばかりのおおげさな言い回しを物まねしないように。

願わくは、彼らが社会問題や社会に関する知識が昨日誕生したばかりだと思い込まないように。願わくは、かれらが教会と国家はいつも幸いにも協調し、この目的のために豊饒的な組織を引き起こしたことを知るように。

 教会は妥協的な協定を結ぶことによって人々の幸福を一度も裏切ったことがないことを、教会がその過去を捨て去る必要などないことを知るように。

 社会の再建のための本当の働き手の協力とともに、革命によって壊されてしまった組織をもう一度取り戻し、それを息吹いた同じキリスト教精神のうちにもう一度現代社会に適応させれば十分であることを確信するように。

 なぜなら、民衆の本当の友は、革命家でもなく、改革者でもなく、伝統主義者なのであるから。」


(シヨン運動について:14)


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