とにかく研修医は忙しい
時間的に忙しいのもあるが正直時間を上手に活用できないのです
指導医や指導助手の先生はある程度自分のスケジュールに合わせて検査を組むことができます
でも研修医は都合を聞いてもらえないこともあって大変
検査を予約してその結果を判断するのもまだまだ不安がいっぱい
もちろん指導医や指導助手と一緒に画像検査をみたりするわけですが
でもそこには聞き慣れない専門用語がいっぱいでわからずに会話を聞き流してしまうことも多い
あれ?今なんて言ったんだろう?
この結果をこういう風に判断するのか~
こういう症状ではこの検査をオーダーするのか~
実は何気ない毎日の診療の中で学ぶことがあふれかえっています
でもあまりに忙しいために夜になってようやく時間ができても今日の振り返りをしようとしても大変なのです
そんなことのないように手帳に記録しておく
一昔前はオリジナルの手帳に書き込んでいた
ちょっと前には電子手帳なんかが流行ってました
僕の持ってた手帳なんかはすでに生産されていないです
でもまだソフトはダウンロードできるみたいなので修理はしてくれるかもしれませんけど
そして今はスマホの時代
先日ようやく初代iPodからiPhoneに買い替えていろいろなガイドラインをダウンロードしなおしました
検査値データや『今日の~』シリーズとか感染症など日々の診療で使う頻度の多いものはすべて持ち歩く
研修医時代みたいにGFRをチェックして薬の投与量や回数を意識する
発熱したらすぐに抗生剤ではなく熱型をみて必要あれば血培して
でも全部覚えてられない
そんなときにも情報がすぐに手が届くところにっていうのがいいと思います
何よりもメモ機能
すぐに書き留めることができてパソコンで貼り付けもできる
これってかなり便利です
医師になって20年以上が経過
手帳も携帯も全部スマホになっちゃいました
携帯なんか肩から吊して無線機のように大きかったのに(そういえば自慢げに病棟に持ってきた某先生は今他大学の教授になってます)
とにかく時代に合わせて利用できるものは活用していきましょう
ま~いいか!はできるだけなくすのが大事です