2021/10/31 研究会

今日は、10月の研究会でした。
なんと、7名「も」参加されました。
最近はコロナ禍もあってか、4名や5名が普通だったので、7名でも多く感じますね。




1回戦は、広島のS田さん。
いつもは僕の白番の手合いになるのですが、最近は負けたり休んだりが続いたこともあり、
点数で並ばれてしまいました。互先です。

僕の黒番でした。
僕の下辺での打ち方が変調で、白2の段階で打ちにくい碁だと感じました。
ただし、白4が方向違いで、黒7まで少し楽をしたような気がします。
白4で、2の右のノビ→黒右下2子守る→白6カケなら、黒苦しい碁が続いていたでしょう。

実戦は中央楽したことにより、流れが黒に来て、黒7目半勝ちで逃げ切りました。




準決勝は、I城先生と。
2子で教えていただきました。

白11は、先生が好きそうな手です。
前に定石ペディアで勉強したような気がしますが、対応策を忘れてしまいました。

白51と切られたときに、迷いました。
54と守るか、10の上の断点を守るか...。
実戦は、10の上を切られたくないので、黒52と頑張りました。
変な形ですが、右上に飛び込む手を残しています。

白の失着は、59、61のワリツギ。
先生はとても後悔されてましたね。
黒64から72まで、黒頑張ることに成功しました。
しかし、白のワリツギの失着が無ければ、黒がダメだったようです。

つまり、黒52は無理だったということか。
黒52では中央守りつつ、10の上のキリには黒3子捨てる碁か。
まあ、3子捨てても、右上への大きな飛び込みも残るし、悪いこともなかったね。

さて、碁の結末は.......
何の因果か、先生の失着のダメ詰め(59、61ワリツギ)が、後で僕の油断を誘うことになり、
僕が後々、44の上のホウリコミからの攻め合いをうっかりして、大逆転負けをしてしまいました(泣)。

こういうときに勝てないのだから、点数が上がりませんよね(笑)。
S田さんには並ばれ、今日優勝したK西くんにはコミなしで教えてもらうことになりました＞＜


さて、話が変わりますが、昨日今日と中国本因坊戦の3番勝負が行われました。
延期延期延期って感じだったので、すっかり忘れていたのですが、朝刊(第1局)を見て気づきました。
どうやら、T田くんが勝ったようです。おめでとうございます。
I城先生ともよく打たれてると聞いていますし、先生がとても喜んでおられました。(僕も嬉しいですよ！)

実は、「僕が囲碁を始めてから」に限れば、広島県勢が中国本因坊を獲得するのは初めてだったりするんだよね～。

僕は碁を始めて、大体18年くらいです。
今36歳なので、人生の半分ですね。
僕の18年間の中国本因坊戦における、他4県のイメージは......
山口はO野さんが強すぎ、岡山はトップ層のレベル高い、島根鳥取も中国本因坊奪取が続いていた時期がありました。
広島は長い間、中国本因坊奪取出来なかったんですよ。

だから、今回はとても嬉しいニュースでしたね。