あっさりと敗退

昨日は、因島まで本因坊秀策杯のアマ予選会に参加しました。

今年も、去年ほどではありませんが、県外からの全国クラスの強豪が多かったです。
去年は、広島県勢が8枠に1人も入れないほどのレベルでした。

予選会は、40人程度の参加でした。
で、僕は逆シードを引いて1回戦から。
相手の方は、東京のS藤さんという若い方。

失礼ながら、あまり聞いたことはありませんでした。
しかし、対局後に調べてみると元院生で、去年の赤旗名人戦の東京都代表。
その全国大会では優勝候補の筆頭を破ってるではございませんか。

さすが激戦区。
僕が知らないだけで、強い方がたくさんいます。




僕の黒番となりました。
黑1は、白2がヒラキバサミになりますが、そんなに悪いわけじゃないはず。
黑3は、両ガカリが第一感だけど、わかりやすい三々へ。
持ち時間40分しかないので、細かいことは気にするまい。

白28で、黒は右上守れば普通でしょうか？
ただ、白に左上31ケイマを流れで打たれるのも不満だったので、黒29へ押し上げました。

上辺で競り合う形になりましたが、上手くいきませんでしたね。
検討でも言われましたが、28の左へツケてモタれる案もありました。
ただ、28の上へノビられて、上辺包囲にも失敗しそうな感があり、決断できませんでした。

黑63は右下の真似をしたつもりはありませんが、白64から上手く打てませんでしたね。
黑79に打たないといけないような碁じゃ、完敗コースです。

一応、右辺黒と連絡して、もう少しヨセを打ちました。
しかし、時間切れ寸前ですし、地合いも足りないので投了しました。

うん。完敗だ。
あっさりと敗退しました。

本当は翌日の尾道碁聖戦も出場したいところなんですが、不出場。
前日の金曜日は23時30分まで仕事でしたし、身体を労ろうと思います。