2014/8/10 盆碁会

今日は、台風が不安でしたが、無事に盆碁会が開催されました。

僕のリーグは、Ｉ城先生、東広島のＦ島さん、あとは4段のＳ籐さんというメンバーでした。

初戦は、4段のＳ籐さんと3子逆コミ6目半の手合い。
僕が弱かった時代に何度か打ったことがあり、この手合いは僕に厳しいものかと思いましたが、相手の無理を咎めて盤面で36目も勝ってしまいました＾＾





2局目は、Ｉ城先生と2子局。

上辺の石をシボられてワタられてしまい、黒石が浮いたのですが、黒1から7まで強気で打ったのが良かった。
珍しく、先生相手に優位な2子局を打つことが出来た。

大ヨセで、上手補正による追い上げを喰らいましたが、なんとか黒1目残すことが出来ました！
まあ、その1目も先生の終局前のミスですから、実際はジゴ白勝ちになるコースだったんでしょうけどね。


3局目も、東広島のＦ島さんを白番中押しで勝ち、まさかの3連勝で決勝トーナメントへ。

最近のネット碁での出来からいって、リーグ戦突破は無理だと思っていたのだが、予想外のことは起こるものだ。

ただ、中野寛也九段の指導碁は受けられなくなった＞＜
いや、本当に勝ち上がれると思っていなかったのだ。


トーナメント初戦は、初段のＩ西さんと。5子局。

黒のミスに乗じて、比較的早く碁にすることが出来ました。
途中、ヒヤッとする局面もありましたが、白中押し勝ち。


開催時間の関係もあり、トーナメントは2戦目で決勝となります。
優勝者が5人出るという大会になりました。

その決勝は、初段のＯ岩さん。5子局。

黒は下手の立場にも関わらず、手抜きして大場へ打つので、白が怒る展開になりました。

その結果、黒の大石はほぼ頓死。

...のはずだったのだが...。





上手の面目丸潰れのミスを犯してしまいました＞＜

黒1のアタリから、白6までは想定内。

黒7に対して、やらかしました(笑)。

白8に対し、黒9と打たれ、圧勝のはずだった白が、一転して窮地に...。
優勝直前に、なんというミスだ...。

白8では、Ａと打ち、なんてことはなかった。

残念だ。白中押し負け＞＜


これが、大事なアマ大会の代表決定戦とかじゃなくて良かったよ、本当に。
本番だと、立ち直れないミスだ。


さて、それでも優秀賞で景品をいただくことが出来ました＾＾

最後に、Ｋ西君に練習試合を申し込まれたので、本日6局目を打つことに。
1日で6局もリアル碁を打つなんて、いつ以来だろう(笑)。

Ｋ西君は、広島のアマ大会では思ったほど勝てておらず無名に近いですが、東洋囲碁では9段ＩＤも1つ所持していて、平均では8段の強豪です！





僕の白番でした。

白22までは、定石？通りの展開になり、黒23の裏ガカリに対して考えました。

まあ、普通に25と受けるのが普通だとは思うのですが...。
しかし、右辺が全部地になるとも限らないし、上辺に構えて、右辺の厚みも活きる展開が見えそうなので、白24と反発しました。

実戦は、黒25～53と厚みを作られてしまいました。

でも、白54と上辺を割り、右辺は中々の確定地、黒の厚みも断点がある。

勝負が決まるほどではありませんが、白が上手くやったのかな？

少なくても、僕好みの碁形ではあります。





その後、白ペースで碁が進みました。
右下で損な打ち方をしてしまいましたが、それでも白がリード。

しかし、トーナメント決勝のときと同様、肝心なところでガス欠になってしまいました。

正確な手順が思い出せないので、大まかに説明すると...。
中央で黒が白を攻めてきたのだけど(それは想定内)、白Ａで生きようとしたのが敗着になりました。

中央で眼形を奪われたときに、黒1が利く展開になってしまい、Ｃに入られ、潰れはないながらも、酷い寄り付きを喰らった。
中央に後手一眼の余裕があるときに、Ａではなく、Ｂで生きなければならなかった。これは酷い。

最後は時間切れでの負けですが、どのみち逆転されていた。

最近の僕の碁の負け方は、野球で例えると、7回あたりの攻防で負け越しとなる失点をしてる感じだ。
相手にラッキーセブンを与えているのは明白だ。

囲碁のおいても、7回(戦いの終わり～大ヨセあたり)の攻防はかなり重要ですから、ここを克服しなければ、僕は強くなれないだろう。


最後の2局は残念でしたが、良い勉強が出来た1日でした。
今後もいろいろ試行錯誤を繰り返して、強くなれるように頑張ります！