ジャーナリスト活動記録・佐々木奎一

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三井住友トラスト・アセットマネジメントの契約社員雇い止め 一審で社員側全面勝訴

2013年06月20日 | Weblog

 三井住友トラスト・アセットマネジメントの契約社員・住田信雄氏(仮名、50代前半)は、いったん退社した部長が、再就職先の破たん後に「副部長」として同じ部署に戻ってきたことを契機に、職場環境が急速に暗転した。部長、副部長が、大学卒業直後の旧日本長期信用銀行の同期だったため、勤務中に副部長が部長を「お前」呼ばわりするなど馴れ合いが横行、ケジメのない職場と化したのだ。そのことを苦々しく思った住田氏は、社長面談の際に、率直に報告。するとその話が部長、副部長に筒抜けとなってしまい、職場で無視された挙句、1年後に雇い止めされた。納得いかない住田氏は地位確認を求め11年6月、東京地裁に提訴。今年1月の一審判決で全面勝訴した。雇用形態は非正規であっても、解雇権濫用法理が類推適用されたケースだ。契約社員にとって注目すべき事件の全容を報告する。
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【Digest】
◇部長、副部長の“ケジメなき馴れ合い関係”
◇上司のことを「寄生虫」「賞味期限の切れた食品」
◇社長に伝えた率直な批判が部長、副部長に筒抜けに…
◇雇い止め通知→ロックアウト→地位確認求め提訴
◇一審で原告の全面勝訴判決下る
◇「コメントは差し控える」三井住友アセット社
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http://www.mynewsjapan.com/reports/1835

 
2013年5月27日付のMyNewsJapanで記事
 
「三井住友トラスト・アセットマネジメントの契約社員雇い止め 一審で社員側全面勝訴、解雇権濫用法理を非正規にも類推適用」
 
を企画、取材、執筆しました。
 
 
写真は井住友トラスト・アセットマネジメントの親会社・三井住友トラスト・ホールディングス現トップの2人(同社HPより)。右が会長の常陰均氏(在任期間11年4月1日~。同氏は08年1月4日以降、中核会社の住友信託銀行(現三井住友信託銀行)社長兼任)。左が社長の北村邦太郎氏(12年4月1日~)。


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