日々是好日

好きな事のある 幸せ!

山口と湯布院へ その2

2007年02月26日 22時30分31秒 | 旅行
22日
関門トンネルを通り九州へ
大分県の中津へ向かいました。ここは福沢諭吉のふるさと

国指定文化財の福沢旧居や資料館を見学
りっぱな字で「独立自尊之修身」と言う額が掛かっていました。
お土産には「壱万円せんべい」「壱万円ハンカチ」など壱万円の大安売り
また ここは城下町でもあり情緒溢れる町を散策しました。

昼食は“筑紫亭”と言う明治34年創業で、建物は国の有形文化財に指定されているお店で「中津名物 真ハモ料理」を堪能

ハモは関西の夏の風物詩かと思いましたが、ここでは一年中獲れるそうです。
ハモのお刺身・しゃぶしゃぶなど美味しく頂きました。

午後は天領として九州の政治経済の中心となった日田豆田町へ行き、丁度開催していた「お雛様めぐり」をしました。

ここは20年ほど前 町おこしの一環として旧家のお雛様を展示したのが始まりで「九州のひなまつりの発祥の地」と言われているそうです。
女性は幾つになってもお雛様には目を奪われますね~ 

そして湯布院の亀の井別荘に・・・
湯布院温泉と言うのは もっと鄙びた温泉地かと思ったら、まるでミニ軽井沢か伊豆高原か???と言った感じ。よくありがちな“テディベア館”“オルゴールの森”“○○美術館”などなどがビッシリと建ち並んでいて 人力車も沢山いました。

しかし さすが亀の井別荘のあたりはチョッと違い 落ち着いた雰囲気
杉木立に囲まれ金鱗湖畔(池の様な湖)に隣接した広大な敷地に、タイプの違う離れが点在しています。

どこもゆったりと出来ていて、この他に炬燵のある部屋がもう1つ付いていました。

23日
11時までノンビリとお湯に浸かったり、町を散策したりして過ごし
日出(ひじ)の料亭「的山荘」で“城下かれい”などの昼食を頂きました。
この的山荘と言うのは金山を経営していた方の別荘で、町の有形文化財に指定されている建物だそうです。
敷地は3,670坪もあり 天皇皇后両陛下はじめ皇族方も訪れる料亭で
女将さん曰く「文化財に指定されると建物を維持していくだけでも大変で、また税金など諸々の費用のために料亭でもしましょうか~と言うことになり料理を出すようになったんですよ」と笑っておっしゃっていましたが、この建物を観ると あながち冗談でもないなぁ~ と思ってしまいました。
有名な“城下かれい”ですが、さすがに大変おいしく ついお酒も進みました。

最後に臼杵の「石仏めぐり」

この石仏 長い間、頭部が下に落ちた状態でしたが、平成6年の修理で胴体と一体になったそうです。


暖かく お天気にも恵まれた「山口・九州グルメ旅」でした 




山口と湯布院へ

2007年02月24日 16時50分30秒 | 旅行
この季節ならではの贅沢な組み合わせ!
「史蹟春帆楼」のふぐ料理 と 湯布院の名旅館「亀の井別荘」 と言う旅行に参加してきました。

21日 新幹線で 種田山頭火の像が迎える新山口駅に降り立ちました。
そこから車で長府の「長府庭園」(毛利藩家老の屋敷跡)

「毛利邸」・「功山寺」(毛利家の菩提寺)など見学の後
下関に・・・

関門橋の下には「錨を抱いた平知盛」と「源義経の八艘飛び」のモニュメントがあり、その側にNHK大河ドラマの「義経」を放送した時の小泉孝太郎と中越典子の手形もありました。

宿に入るのは少し早いと言うので 歩いて関門トンネルの山口県と福岡県の県境まで行ってみました。

歩いているのは海の底・・・何とも不思議な感じです。

そして いよいよ春帆楼に
ここは日清講和条約の舞台となった下関の迎賓館

当時の部屋が残されています。
明治21年、伊藤博文公が春帆楼で“ふぐ”を食したのを契機にふぐの禁止令が解かれたのだそうです。
下関では“ふく”と濁らずに言い「福」を招く魚として縁起づけて呼ぶそうです。
夕食は、九州の明りが見えるお部屋でふくのコース料理を頂きました 
明日は九州に入ります 




雪まつりへ・・・No2

2007年02月15日 16時05分41秒 | 旅行
11日 出発はAM10時なので お名残にもう一度大通り公園の雪像を見に出掛けました。
昨夜~朝にかけて雪が降ったので、昨日より歩き易く また8時頃だったため人出も少なくゆっくりと見物できました。

TV塔にも待ち時間なしで昇り 上からも眺め
ホテルに帰ってきたのは出発15分前!

今度は支笏湖の「氷濤まつり」に向かいました。

この支笏湖は不凍湖だそうで、その湖の水をホースで噴射して凍らせ“つらら”を幾重にも重ねた様なオブジェが出来ていました。

透明度も高く 不純物も少ない湖の水でできた“巨大つららのオブジェ”はアイスブルーに輝きとてもキレイ

近くの隠れ家の様な イタリアンレストランで昼食後
この旅行のもう1つのメイン ザ・ウンザーホテル洞爺へ・・・
ここも一度宿泊してみたいと憧れていたホテルです 

洞爺湖を眼下に 高台にポツンと建っているホテル
そして中に入るなりこの素晴しいロケーション  ワァ~素敵
ホテルにも拘らず大浴場完備!まずお湯につかって冷えた身体を温め、夕食は「天川」と言う和食レストランでゆっくりと時間を掛けて味わいました。

次の日 出発はPM1時30分 時間はたっぷりとあります。
「ホテルで何もしない優雅なひと時」と言うのも良いのですが、いろいろなアクティビテーの中から ここでしか出来ないものをやってみたいと思いました。
と言っても運動神経が鈍い私!!何をしたら良いのか??

説明を聞いたところ インストラクターの運転するスノーモービルに乗って雪原を走る!
これなら体験できそう  とやって見る事にしました。
インストラクターのお兄さん 最初は「このおばさん大丈夫かな・・・?」とソロソロと出発。
時々後を見ては「スピードはどうですか?まだ出ますけど・・・」「大丈夫出して下さい 」と 約15分の体験
やぁ~楽しいのなんのって、もう最高  自分で運転できたらもっと楽しいのでしょうね~
降りてから聞いたら 1番スピードが出ていた時は70キロだったそうです 

冬の北海道・雪まつり・ウインザーホテルに宿泊・スノーモービル体験と初めて尽くしの旅
そして最後に羽田にはお友達のご夫婦が車で迎えに来てくれていました(感謝 感謝)

楽しい思い出に残る 結婚記念の旅行でした 


  


バレンタイン・デー

2007年02月15日 00時37分51秒 | いろいろ
今日はバレンタイン・デー 
どこのデパートでも売り場を拡張して所狭しとチョコが並んでいました。

TVを観ていましたら
世界を救う“フェアトレード・ラベル”のチョコレート と言う話題をやっていました。

世界にはカカオ農園で奴隷のように働いている子供達がいるそうで、その子供は自分達でカカオを作っていてもチョコレートを食べたことがないのだそうです。
そこで作ったカカオを適正な価格で購入して支援をしようと言う運動があるのだそうです。

フェアトレードとは 途上国の生産者が仲買人などによって不正な搾取を受けることなく、働きに見合った賃金を受け取る事が出来るシステムで、生産者は正当な賃金を受け取る事により質の高い物を作り、消費者はしっかりとした商品を購入する事が出来る手段の事なのだそうです。
今どき 奴隷のような・・・などと言う言葉が存在している事に驚きました。

数寄屋橋の阪急で売っている「唐辛子入りの ピリ辛チョコ」がその商品だそうで、赤い唐辛子の形をしたニットの入れ物に入っていました。
このようなフェアトレードと言う運動があることを全然知りませんでした 
早速インターネットで調べてみましたら、いろいろな商品があることもわかりました。

一方では
世界で1番高いチョコレートとして、ハート型のチョコの中にダイヤの指輪を入れた物とか
また、一戸建ての家をそっくりラッピングして彼女にプレゼントした男性がいたとか・・(確かイギリスの話題だと思いましたが・・・)
世界は広いですね~ いろいろなバレンタイン・デーの話題でした。

雪祭りへ・・・ No1

2007年02月13日 21時39分53秒 | 旅行
前から 1回は行って見たいと思っていた「札幌雪まつり」に行ってきました。
時期が時期だけにホテルの予約が取れないのでは・・・と N新聞社主催のツアーに参加

10日 羽田AM10時発のANAで千歳に向かいました 
昼食後 早速雪まつり会場に 「大通り会場」には



タイの王宮・彦根城・南極の生き物達などの大きな物から


このような ほのぼのとした像 や 日本ハムファイター胴上げの像・アニメのキャラクター

また 世界の17の国・市(オーストリア・カナダ・ドイツ・ハワイ・シンガポール・上海etc)
からの参加作品など

大小合わせて約170もの雪像が飾られています。

この後 少し離れた所にある「さとらんど会場」
ここは市民の手作りの様な会場で、滑り台・迷路など子供さんが遊べるコーナーや屋台村・食堂など北海道の食も堪能できると言う会場を見学 ホテルに入りました。

夜は歩いてすぐの「すすきの会場」へ
この会場は “すすきの氷の祭典” と言って、板前さん達が腕を競った氷彫刻が100基見事に並んでおり、中には氷のお雛様などもあり・・・


また氷で出来たアイスバー・カラオケルームなども出来ていました。

覗いて見ると防寒着でマイク片手に熱唱していました(笑)


これは 本物のお魚を入れて凍らせた「竜宮城」だそうです。

素晴しい雪像・氷像を 寒さも忘れて夜まで楽しみました 





札幌雪祭り

2007年02月13日 00時19分30秒 | 旅行
10~12日まで「札幌雪祭り」に行ってきました。


今年は暖冬で雪祭りの開催も危ぶまれていましたが、過去最高の人出だったとか・・・
でも 中には「解けてしまい像を壊しました」と言う看板が建ててある物もありました。

日付けは替わりましたが 帰宅したところですので、投稿はこれから少しづつしていきます。

六本木へ

2007年02月09日 23時40分24秒 | いろいろ
昨日 六本木の俳優座劇場に行ってきました。

連れ合いの太極拳のお教室仲間に劇団の方がいらして
「今度 “見よ、飛行機の高く飛べるを”と言う劇をやることになったので、よかったら観に来て下さい・・・」 と言うので行ってきました。

彼女のお話では市川房枝さんがモデルと言うことでした。
時は1911年、愛知県岡崎にある女子師範学校の寄宿舎が舞台です。
当時は良妻賢母となるべく規律正しい寄宿舎生活で、新聞も小説も読む事を禁じられていた師範学校で ただ1人隠れて新聞を読んでいた下級生の杉原初江(この人が市川房枝)。
その初江の影響で「青鞜」の平塚らいちょう等の女性達の生き方を知る事になり、何名かの生徒は生き方に感銘を受け 自分達でも回覧雑誌を作ろうと準備を始める。
しかし ある事で退学処分となった同級生を憐れみ、また回覧雑誌を創ろうとして仲間を募ったことで学校側の反感を呼び対立することになってしまう。
初江たちは学校に対してストライキを企て1室に篭るが時代の波はそれを許さずあえなく・・・ と言うストーリー

1911年と言えば明治も終わりの頃、今から100年程前の日本の女子教育では新聞も小説さえも読む事ができなかったとは・・・
最後に初江の「飛行機よ! 飛行機が飛んでいる! あんなに高く・・」と言う台詞が女性解放の象徴のように感じられ なかなか良いお芝居でした。