オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

彼女の価値観

2009年07月10日 10時46分05秒 | 娘の話
皆様も、必ず経験ありかと思います。

子どもが学校から持ち帰る名作の数々



「チッ、また持って来やがった…」

と、心の中で毒づきながら

「Y(娘)、上手やんかぁ~

と、ベタぼめし、忘れた頃に捨てるハズ…だったのに。

「オンマ、これ、飾って」

ゲッッ!!

「え…?ど、どこに…?」

「あそこ!」



ノーーーーーーーーーーーン!!

「ごめん、あそこはちょっと~…自分の机は?」

「イ・ヤ!!」

娘にとっては、兄のトロフィーとこの「名作」こそが、同等の価値なのだ


で、現在、彼女の名作は



リビングにでんと構え、PCをする私を見下ろしているのである





髪結い亭主予備軍

2009年07月09日 12時35分44秒 | アッパ君の話
朝の一番忙しい午前7時過ぎ、ケータイが鳴った。

アッパ君だった。

この時間のアッパ君からの電話と言えば、大抵相場は決まっている。

嫌な予感は的中した。

「今から帰るわ」

やっぱり…

「何で?雨降ってへんやん」

「うん…もうな~、腰が痛くて


お前は登校拒否の中学生かっっ!!

第一そんな腰使うようなこと最近ごにょごにょ…(自粛)

「ふぅん。分かった」

怒りと苛立ちを抑え、穏やかな声を装った。

「7時半頃着くわ」

はぁ

ちょっとは気ぃ使って子どもらが出て行くまで時間潰すとかできひんかなー




案の定、帰宅したアッパ君に、子ども達の容赦ない言葉のが放たれる。

息子「アッパ、どないしたん?まだ1時間半しか働いてへんやん」
アッパ君「うん、帰ってきてん」
「ほんなら私が帰って来たら、アッパ家おるやんなぁ」
アッパ君「いいや、おらんで」
「え~、何でぇ?」
アッパ君「仕事やんか」
息子「もうええねん、どうせパチンコ行くんやろ?」


父親の威厳、皆無です

だから子どもらが出てってから帰ってきたらよかったのに…


子ども達を送り出し、私も出かける準備をしながら、のんきにテレビを見ているアッパ君に声をかけた。

「腰、そんなに痛いんやったら、病院か揉み屋さんに行っておいでよ」

「う~ん。…オンマも今日休みぃや」

はぁ

「無理に決まってるやろ!今日も5時まで残業やっちゅーねん」

「そうやんなぁ。つまらんのぉ」

つまらんのなら、仕事しろ!!




あぁ、憧れの専業主婦への道のりは、果てしなく遠い…






アッパ君。

私は髪結いでもなければ、ナースでも女社長でもございません。

しがないパート事務員でございます。

何ぼ頑張ったって、アッパ君と同等に稼ぐことなんてできないのよ。




職場に復帰して4ヶ月、そろそろ疲れが出てきたのでしょうか。




審査前なもんで、毎度すいません(笑)

2009年07月08日 22時26分55秒 | 息子の話
8月2日に昇級審査がある。

息子は、次昇級すると、いよいよ茶帯になるとあって、練習にもなかなか熱が入っている




ところが、最近こちらの道場にこまったちゃんが一人。


1つ年上、5年生の男の子R君である。

R君は、大袈裟に言えば「天性のセンスを持った、運動神経バツグンの子。

なので、練習は、正直不真面目なクセに、なぜか大会では好成績。

地道な努力タイプの不器用な息子にとって、全くムカつくくらい羨ましい子だった




そんなR君が、4年の終わり頃から野球を始めた。

5年生になった今、今までのお兄ちゃん達同様、比率はどんどん野球に傾いていっている。

試合の日が重なると、監督が直々にお願いに来るとかで、6年生の試合に駆り出され、ピッチャーをやっているから、と、とうとう空手の大会にも出なくなってしまった。

まぁね、空手は個人競技ですからね。

どっちか取れと言われたら、野球の方行くんやろうけど





もともとコツコツ練習するのが嫌いなR君は、野球にのめりこむあまり、形の練習中も素振りをやったり、

「も~、形の練習いやや~」

と大声で叫んだり、目に余る行動が増えてきた。

しかも、自分だけサボればいいものを、周りの子たちも巻き込むから始末が悪い。

おかげで、私は毎週こちらの道場に向かう車の中で

「R君から離れて練習しぃよ」

と言い聞かせている。


最初は成り行きを見守っていた師範達も、審査を控え、みるみる下手くそ(!!)になってきたR君を見かね、さすがに昨日はR君につきっきりで指導してくださってたのに

なんだぁ、そのふてくされた顔はよぉ!!


もう、R君の興味は空手にないのは、一目瞭然。

なのに、何でやってると思いますか?




R君の母親の方針です

「中途半端で辞めるのはあかん。とってから辞めなさい」




えらいナメられたもんやのぉ~


ちなみに、R君は、息子と同じ3級。

週3日の練習日、セーブして週1日に減らしたR君の母親は、最近しきりに私に訴える。

「もう、ここで差つけられたらどうしよ~Y君、(息子)一人で上行かんとってなぁ」


えらいナメられた…(以下略)




昨日、審査の申込書を配りながら、支部長の先生が言った。

「審査を受ける権利は、全員にあります。だから、申込書は、とりあえず全員に配ります。
でも!受かるかどうかは分かりません。自信のない子、自分で分かってるやろ?よぉく考えてから申し込みなさい」




先生、グッジョブ!


でも、ほんまでしょうね~

今まで、「受けたら受かる審査」やったんですけど~



これもけろろです。(今日はシリアスです)

2009年07月04日 15時38分03秒 | オンマの話
※一部不適切な言葉が出ますが、ご容赦ください。



ここ数日のこの辺りの空梅雨は、私のせいです。

そう言いたくなる位、私はこの日1日、涙を流しました。




民族教育を受けたくせに、子供を日本学校へ入れた現在、在日のコミュニティとは全く無縁。

学生時代に刷り込まれた「民族的矜持・自負心」は今や、心の中の奥の奥、引出しをかき回さなければ出てこない。

隠している訳ではないけれど、宣伝することでもない。

でも、やっぱり親しくなった人に打ち明けるときは、身構えてしまいます。


「実は、私、在日やねん」


日本で3番目にコリアンが多い街に嫁いだおかげか、はたまた今の韓流ブームのおかげなのか、皆様の反応は

「あ、そうやったん」

と、緊張していた私がバカみたいにあっけらかん。


だからこそ、私は、麻痺してしまっていたのだ。




「チョッパリに負けたらあかん」と言われ育った時代

校章である「三ペン」マークが、金で売れた時代

映画「パッチギ!」を地で行く先輩達が「カッコよかった」時代


そして、
「チョッパリに負けたらあかん」という歪んだ「正義」のもと、心に癒えない傷を抱えた人がいるということも


まぎれもない真実なのだ。




麻痺した私が軽く打ち明けた告白に、衝撃的な体験の告白で返事をくれた友達。

「在日」「コリアン」という言葉に拒否反応を示す人は、今も確かに存在するのだ。


息子が時々私に問いかける
「何でオレを日本人に産んでくれへんかったん?」
私も全く同じ気持ちになった。

この日ほど自分の血を呪ったことはなかった。




でも、私の体の中には、確かにコリアンの血が流れている。

日本人にもなれない
かと言って、韓国人でもない

中途半端な「在日」だけど

これは、消せない事実なのだ。




「私と付き合うことによって、この人の傷は癒えないのかも知れない」

私は、別れを覚悟し、メッセージを送った。

ホームを何度も覗き、友達の数を確認した。

10時間にも、100時間にも、果てしなく長い時間待ったように感じた。

やっぱり、あかんかったか…


その時、返事が来た。




「何で?けろろはけろろやん」




よかった。
大切な私のお友達を失わずに済んだ。


私は、人目もはばからず、子供のように泣きじゃくった。





日本に生まれ育ち、日本の社会に混じって暮らす私。

でも、これもけろろです。

顔は見えなくても、私の大切なお友達の皆様


こんなけろろですが、これからもよろしくお願いいたします。

おっさんにしてやられた話。

2009年07月02日 21時43分45秒 | オンマの話
今日は、小学校の個人懇談だった。

娘の教室に行くと、担任の先生は窓から外を見ていた。

「あぁ、ご苦労様です。どうぞ」



定年間際のおっちゃん先生。
ワールド全開のこの先生、最初は本気で娘を案じたが…

毎日楽しそうに帰ってくる娘に
「学校、どない?」と聞くと、とんでもない答えが返ってきた。


「あんなぁ、先生な、いつも乳首立っとーねん」

何でも、ポロシャツの中に下着を着けてらっしゃらないようで…


それ以来、聞いてもいないのに、娘は毎日担任の乳首報告をこまめにしてくれるのだった


目のやりどころを心配しながら行ったのだが、あいにく今日はワイシャツにネクタイを締めてらっしゃり、残念ながらその姿を拝むことはできなかった。




が。




私は、先生のある一部分から、目が離せなくなってしまった。

大事な娘の話を、真剣にしてくださってる最中の、先生の




ズボンのチャック、全開


大袈裟に上を見上げ、一生懸命に先生のを見て話を聞く私。


しかし、話なんて耳に入らず、必死に笑いをかみ殺す。


先生は、熱心に話しながら、ふと風通しのよさに気付いたのだろうか、何気なくファスナーを上げながら話し続けた


やはり、ツワモノ。




学校を出た私は、その足でスーパーへ。

買い物を終え、家までの道を歩いていた。

前には、おじいさんが一人歩いていた。

抜かしたいけど、道幅もビミョー


そんなとき、ふと、そのおじいさんが立ち止まった。

私もつられて立ち止まると、

じいさんの尻から、気の抜けた音が


プ~~~~~


そして、じいさんは、何事もなかったかのように、再び歩き出した。


な、何なんだ…




今日は、おっさんたちにしてやられた、散々な1日だった…



夏が来た!!その2

2009年07月01日 21時54分14秒 | 番外編
夏になると、よく見かけるコレ

@おおきく振りかぶって




実は、かなり萌えます




いや、花井クンじゃないですよ

(花井クンのファンの方々、申し訳ございません





では、息子をモデルにして実写版



もうね~、ガテン系のお兄さん達のタオルはちまき


大好きだーーーっっ


そして、更に白い半袖シャツから覗くたくましい二の腕、作業着ズボンの格好だったら


鼻血出します




夏になり、露出が多い女の子を見ながらだらしなく笑う男性諸君、

気持ち、分かります。きっと、同じ表情してます。




そんな私のタオルの使い道は




はい、オバハンです。何とでも言って下さい




以上、今日はカンペキ趣味に走ってしまった…