先日、何気なくmixiのコミュニティのとあるトピックに目がとまりました
トピ主さんは、中2と小1の娘を持つ母親。
長女が中学生になって、あるスポーツ部活に入ったのですが、あまりの休みのなさに「どんびき」したそうです。
家族でおでかけもままならず、お盆も合宿。
顧問の先生とバトりながらも家族優先で押し通し、娘さんは当然部活内で肩身の狭い思いもしているよう。
…お察しの通り、トピックは少々荒れておりました
私はカキコみこそはしなかったものの、自分が高校生の頃を思い出しました。
私は、高2からコーラス部に入っていました。
私が入る前までは、(こちらの世界での)巷では結構有名な先生が顧問をしておられ、コンクールや大会では優勝総ナメだったようです。
ところが、職員の異動により、その先生は教職から離れてしまわれました。
顧問は、新しく異動してこられた音楽の先生に変わりましたが、もともとコーラスに詳しい訳ではなく、名ばかりの顧問で、公式なコンクール等で指揮をする程度でした。
なので、時々、本当に暇を見つけての程度に前の先生が覗いて下さってました。
新入部員が入ったときや、定期的に行われる「技術技量」と呼ばれる、オーディションのようなものをテープに録って送り、所属パートや大会出場者を決めてもらっていました。
高3の夏休み。
毎年秋に行われる、大事な大事な大会の出場者やパートが決まる技術技量の日と、家族旅行の日が重なりました。
私は父と母に言われて仕方なく、家族旅行を取りました。
当然のことですが、私は他の演目に一切入ることはなく、全員参加の合唱のみの参加でした。
1年生が数人「何でけろろ先輩が入ってないんですか?」「おかしいです!」と言ってくれました。
私は、その言葉だけで十分でした。
でも、高校を卒業して10年以上たった今でも思います。
あの日、部活に行ってたら…
戻れるのなら、間違いなくあの日に戻りたいと、今でも思います。
部活動をする学生にとって、そこはすなわち一つの社会。
たとえ親でも、それを自分の思うようにすることは、時と場合によっては、子どもに大きな傷をも残しかねないです。(って言っちゃうと大げさかな)
前に挙げたトピックを読んだ時も、みんな自分がやってきたのもあるし、子どもが中学になって部活に入った以上、休みはほとんどないものと覚悟するもんなんちゃうんかなぁ、と思いました。
そんなうちの息子も、中学に入ってバスケットボール部に入りました。
息子の学校は意外にゆるく、土日はどちらかが休みになっています。
しかし、休みの日も隣の区にある開放コートへバスケをしに行く程の「バスケ中毒」になっています。
となると、今まで月に10回ほど通っていた道場も、全く通わなくなってしまいました。
あれだけ「両立する!できる!!」と息巻いていたのに
入学してすぐ捻挫したのが悪かったのだ、と本人は言ってますが…
「じゃぁ、どうする?空手、やめる?」
「イヤや。やめるんはイヤや」
ポロポロ涙を流しながら息子は言いました。
無理もありません。保育所の年中さんからの7年間は重いです。
という訳で、休会届を出してきました。
師範も、Mちゃん先生も、今は思いっきり部活をしろと言って下さいました。
今まで自分の家のように出入りしていた道場の敷居が、とても高く感じられました。
無理もありません。私にとってもこの7年間は重いのです。
でも、どれだけ私が願っても、やるのは息子本人です。
ある日ふと「道場行こうかなぁ」とつぶやくかも知れないし、「空手?あぁ、そんな時代もあったなぁ」って言ってるかも知れない。
でも、いずれにせよ、息子には後悔のない結果になってほしいです。
とか言いながら
これみよがしにデーーーンと部屋に一式置いてあります。
↓いつでも出動準備が整っております。諦めの悪い母親ですね(笑)「ポチッと!」お願いします
トピ主さんは、中2と小1の娘を持つ母親。
長女が中学生になって、あるスポーツ部活に入ったのですが、あまりの休みのなさに「どんびき」したそうです。
家族でおでかけもままならず、お盆も合宿。
顧問の先生とバトりながらも家族優先で押し通し、娘さんは当然部活内で肩身の狭い思いもしているよう。
…お察しの通り、トピックは少々荒れておりました
私はカキコみこそはしなかったものの、自分が高校生の頃を思い出しました。
私は、高2からコーラス部に入っていました。
私が入る前までは、(こちらの世界での)巷では結構有名な先生が顧問をしておられ、コンクールや大会では優勝総ナメだったようです。
ところが、職員の異動により、その先生は教職から離れてしまわれました。
顧問は、新しく異動してこられた音楽の先生に変わりましたが、もともとコーラスに詳しい訳ではなく、名ばかりの顧問で、公式なコンクール等で指揮をする程度でした。
なので、時々、本当に暇を見つけての程度に前の先生が覗いて下さってました。
新入部員が入ったときや、定期的に行われる「技術技量」と呼ばれる、オーディションのようなものをテープに録って送り、所属パートや大会出場者を決めてもらっていました。
高3の夏休み。
毎年秋に行われる、大事な大事な大会の出場者やパートが決まる技術技量の日と、家族旅行の日が重なりました。
私は父と母に言われて仕方なく、家族旅行を取りました。
当然のことですが、私は他の演目に一切入ることはなく、全員参加の合唱のみの参加でした。
1年生が数人「何でけろろ先輩が入ってないんですか?」「おかしいです!」と言ってくれました。
私は、その言葉だけで十分でした。
でも、高校を卒業して10年以上たった今でも思います。
あの日、部活に行ってたら…
戻れるのなら、間違いなくあの日に戻りたいと、今でも思います。
部活動をする学生にとって、そこはすなわち一つの社会。
たとえ親でも、それを自分の思うようにすることは、時と場合によっては、子どもに大きな傷をも残しかねないです。(って言っちゃうと大げさかな)
前に挙げたトピックを読んだ時も、みんな自分がやってきたのもあるし、子どもが中学になって部活に入った以上、休みはほとんどないものと覚悟するもんなんちゃうんかなぁ、と思いました。
そんなうちの息子も、中学に入ってバスケットボール部に入りました。
息子の学校は意外にゆるく、土日はどちらかが休みになっています。
しかし、休みの日も隣の区にある開放コートへバスケをしに行く程の「バスケ中毒」になっています。
となると、今まで月に10回ほど通っていた道場も、全く通わなくなってしまいました。
あれだけ「両立する!できる!!」と息巻いていたのに
入学してすぐ捻挫したのが悪かったのだ、と本人は言ってますが…
「じゃぁ、どうする?空手、やめる?」
「イヤや。やめるんはイヤや」
ポロポロ涙を流しながら息子は言いました。
無理もありません。保育所の年中さんからの7年間は重いです。
という訳で、休会届を出してきました。
師範も、Mちゃん先生も、今は思いっきり部活をしろと言って下さいました。
今まで自分の家のように出入りしていた道場の敷居が、とても高く感じられました。
無理もありません。私にとってもこの7年間は重いのです。
でも、どれだけ私が願っても、やるのは息子本人です。
ある日ふと「道場行こうかなぁ」とつぶやくかも知れないし、「空手?あぁ、そんな時代もあったなぁ」って言ってるかも知れない。
でも、いずれにせよ、息子には後悔のない結果になってほしいです。
とか言いながら
これみよがしにデーーーンと部屋に一式置いてあります。
↓いつでも出動準備が整っております。諦めの悪い母親ですね(笑)「ポチッと!」お願いします
この言葉に尽きるっ!!
今なにをどうこうしても「正解」ってないのだから。
時過ぎた時分かる事だから。
「一式」
折に触れて場所移動して置いてみたら。
母の空手への想い、伝わるかも(^。^)
これから気をつけようと思いました。
いいお話をありがとうございました。
ところで・・・10年??
"以上"だからうそはついてないですね^^
「私はこの子に無理やり空手をやらせているのだろうか」
その不安は、5年生の後半から見事に払しょくされました。
もうちょっと早ければね…。
私がもうちょっと大人ならば、「新たな楽しみを見出した息子」を喜んであげられるのだけれど、本人より入れ込んでいた分今はまだ無理ですね。
夜中に息子の試合のビデオを見ながら泣いたりしてます(笑)
私が中学校・高校の頃は、先輩・後輩関係がまだ厳しく、今思えばばかばかしい「裏校則」もいっぱいありました。
でも、先生も「お前ら、先生に挨拶せんでも先輩にはすんねんなぁ~」と呆れながらも黙認していたのは、部活では先生からは教えてもらえないものを教わるのだと言うことを分かっていての暗黙の了解だったのだと思います。
; ̄ロ ̄)!!
正直に告白すれば、今年で高校を卒業して20年たちますね。
いやぁ、頭の中って成長しないもんでつい…
ずうずうしくてすいませ~ん!(笑)
本人の希望を尊重して、もうちょっとしたら野球”も”やらせようかなと思っています。そうなると空手からは遠ざかってしまうでしょうね・・・
でも、小さいときから空手を習って身に着けた集中力はこれからも役に立つかなと思っています
今年で20年はうそじゃないですね
でも、やっぱりどの子も悲しいかな野球やサッカーに興味が湧く時期があるんですよね…
うちの息子もありましたし、道場のお兄ちゃんたちも野球やサッカーに転身してやめていってしまった子もたくさんいました。
でも、そうですよ。空手で培った集中力や瞬発力は、他のスポーツでも必ず生かされます。
息子も、部活で先輩に「ディフェンスがうまいなぁ」と褒められた、と嬉しそうに言ってましたが、相手を怖がらず向かって行くのは組手をやっていたからやなぁ、と言いました。
「ほんま、オンマは何でも空手に結び付けるなぁ」と苦笑してましたが、息子もまんざらではなさそうでした。
いずれにせよ、子どもが自分の思い通りになるのって、わずかな間ですよね。
思いっきり楽しんでくださいね。
20年、嘘じゃないです。サバ読むならもっと欲張りますって(笑)
僕の場合は、え~と、E-,E-、43年か~
「10年以上」と書いてしまったのは、やっぱり大学卒業から数えるクセがついてるからなんでしょうね。
…ということにしておきましょう。
わが子も今年中学生になり、休みの日も部活のある日々に戸惑っております。特に中学に入って今年初めての夏休み、部活の予定表を見て、家族でどこにも行けないことに唖然としました。でも、本人に、用事で部活を休むのと部活でどこにも行けないのとどちらを採るか聞くと、彼は迷わず部活を選択したので、私の迷いは吹っ飛びました。本人が納得しているのだったらそれでいいっかと。自分の道を歩き出した彼を見守っていけたらと思います。
中学1年男子の同じ親として、ブログを読ませていただいています。共感できるところがたくさんあり、私の思いは他のお母さんと変わらないんだなと思ったりしながら楽しみにしています。これからも覗かせていただきますので、よろしくお願いします。
今まで、先輩ママさんからいやというほど聞いていた
「家族旅行は今のうちに行っときよ」
という言葉が、今やっと理解できたって感じです。
自分の目の届く範囲から、どんどん離れて行く息子、不安でちょっぴり寂しくて。
でも、「中学楽しい、部活楽しい」と言っているのを見ると、それはそれで本当に嬉しかったりしますよね。
家にいないくせに家族を振り回す王子な息子の様子をこれからもどうぞ笑ってやって下さいね(笑)
よろしくお願いします。