オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

予想外の弊害

2011年11月21日 01時40分46秒 | オンマの話
11月20日は第1回神戸マラソンがありました

ご近所らへんがコースになっているので、あちらこちらに交通規制がかかっているらしく、ややこしいので

「空手?チャリンコで行けよ」

とアッパ君にはくぎを刺されておりました

そしてSenkoちゃんからは

「見物がてらモーニング食べてから道場行こうか」

との嬉しいお誘いがあり、

「嬉しがりのババアが」

とのアッパ君の憎まれ口も何のその、意気揚々とチャリンコにまたがった私と息子

Senkoちゃんちに行くまでの間、もう既にたくさんの警備員が配置されていて、ものものしささえ感じる程でした。

歩道にはわらわらとご近所さんたちが出てきて、喫茶店には同じような考えをしたおっちゃん・おばちゃんたちで満員御礼

ふと向かい側の人達の中に、義弟夫妻を発見

「家帰ったらアッパ君に嬉しがりの弟がおったと教えてやろう」

とほくそえんだのは言うまでもありません


「もうスタートしたってよ」

「もう先頭は市民病院まで来てるらしいでー」

喫茶店の中でテレビ中継を見ているマスターから定期的に速報が入り、にわかにみんなの表情に緊張が走りました。

先導のパトカー、中継の車が来たかと思った次の瞬間、もう先頭の選手が走ってきました。

「ちょっと、ゼッケン番号Kの40●13見たら応援してよ!」

「誰?」

「友達の旦那さん」

「どんな顔?」

「知らん」

そこからはとりあえずみんなに声援を送りながらも目はゼッケンに。

子ども達もパフォーマンスをしながら走る選手たちに向かって

「チョッパー!頑張れ!」

「マリオー!」

と叫んでいました。

息子に至っては、サングラスをして走っている人に向かって

「ハンターや!」と叫ぶ始末




ひとしきり声援を送りながら、ふと後ろを見ると、師範が立っておられました。

えっっ!!もうそんな時間!

朝ごはん食ってへんし!

それよか…



この道路を渡らないと道場にはたどり着けないということに今更ながら気付いた私ら

後から後から途切れず続くこの人波をかきわける?アマゾン川より激流やぞ!

諦めの良すぎる師範は

練習断念

をすみやかに決定し、数人の道場生へちゃちゃっと連絡を済ませて帰って行かれました…

あぁぁぁぁ、あと1週間やで、大会…

その後、やっと空いた喫茶店でふてくされてモーニングを食べて帰った私達だったのでした




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