私の職場は特に制服はなく、私服にエプロンを着けています。
図らずもSenkoちゃん、そして新たに加わったパートさん2人が、似たような黒のエプロンでお揃いのように見えました
「わぁ、何か制服みたいちゃう?」
「はやしやも買ったらええねん」
「ほんまやなぁ~」
私は言葉を濁しました
加古川勤務が決まったとき、加古川駅から会社までの移動手段としての自転車購入も、何となく先に先に延ばしました。
というのも、私の心の中にはいつも
「11月末で辞める」
という気持ちがあったからです。
仕事が嫌いな訳ではありません。
通勤は、最初は辛かったものの、慣れたら何とかなるだろうと思っていました。
でも、私にとってこの職場、そしてこの仕事が楽しいのは、Senkoちゃんあってこそのこと。
一時Senkoちゃんが心底参ってしまい「もう辞める」となったとき
Senkoちゃんが辞めるなら私も辞める→二人一緒に同時に辞めることは不可能→Senkoちゃんは会社が簡単に離してはくれないだろう→私が先に辞める
という結論に達していたのでした。
それならそうで、もうそろそろ言っておかないと…
ある日の昼休み、私はみどさんに話を切り出しました。
「みどさん、11月末で辞めさせてください」
「そうか。しゃーないな。でも、Senkoはあかんで」
「分かってるわ!あたしだけ」
「ほんならあたしはいつなったら辞めさせてくれんの?」
いつの間にか、隣にSenkoちゃんが立っていました
「今年はあかんわ」
やっぱりね…
「頑張れ、棚卸」
「はぁ?!あかんで!」
「ほんでも、まぁ長田から毎日ここまで通おうと思ったら、しんどいと思うわ」
「いや、この子はそう苦にはなってないと思うで」
「; ̄ロ ̄)!!」
あれ?Senkoちゃん、同意してくれてたんじゃ…?(笑)
「今辞めたって絶対次見つからんで」
「うん、それは分かってるねんけど…」
翌日、Senkoちゃんは、パートさん2人に暴露しました
「はやしやがみどさんに辞めるって言うてんで」
「絶対辞めたらダメです!」
「はやしやは辞めたいん?」
「いや、そういう訳では…」
「そうやんなぁ?仕事楽しいって言っとったもんなぁ?」
「でも、何ぼ楽しくてもあたしはSenkoちゃんがおらんで残るのんは絶対イヤやねん!」
「まぁ…とりあえず、年末まで目標に頑張ってみようや。そっから先は年明けてから考えたらええやん」
「……うん」
「よし、じゃぁみどさんに訂正しとかなな!あの子らもあんなん言うてくれて、ありがたいな」
ほんま、Senkoちゃんには頭が上がりません。
もしかして、「年末まで」という言葉は、私に説得しながら、同時にSenkoちゃん自身に言い聞かせていたのかも知れません
昨日、Senkoちゃんと新長田をブラブラしていた時に見つけました。
月曜日からはこれを着けて、みんなと一緒に頑張りたいと思います
↓とか言いながら今んとこ一番ミスが多いんですけどね!「ポチッと!」お願いします
図らずもSenkoちゃん、そして新たに加わったパートさん2人が、似たような黒のエプロンでお揃いのように見えました
「わぁ、何か制服みたいちゃう?」
「はやしやも買ったらええねん」
「ほんまやなぁ~」
私は言葉を濁しました
加古川勤務が決まったとき、加古川駅から会社までの移動手段としての自転車購入も、何となく先に先に延ばしました。
というのも、私の心の中にはいつも
「11月末で辞める」
という気持ちがあったからです。
仕事が嫌いな訳ではありません。
通勤は、最初は辛かったものの、慣れたら何とかなるだろうと思っていました。
でも、私にとってこの職場、そしてこの仕事が楽しいのは、Senkoちゃんあってこそのこと。
一時Senkoちゃんが心底参ってしまい「もう辞める」となったとき
Senkoちゃんが辞めるなら私も辞める→二人一緒に同時に辞めることは不可能→Senkoちゃんは会社が簡単に離してはくれないだろう→私が先に辞める
という結論に達していたのでした。
それならそうで、もうそろそろ言っておかないと…
ある日の昼休み、私はみどさんに話を切り出しました。
「みどさん、11月末で辞めさせてください」
「そうか。しゃーないな。でも、Senkoはあかんで」
「分かってるわ!あたしだけ」
「ほんならあたしはいつなったら辞めさせてくれんの?」
いつの間にか、隣にSenkoちゃんが立っていました
「今年はあかんわ」
やっぱりね…
「頑張れ、棚卸」
「はぁ?!あかんで!」
「ほんでも、まぁ長田から毎日ここまで通おうと思ったら、しんどいと思うわ」
「いや、この子はそう苦にはなってないと思うで」
「; ̄ロ ̄)!!」
あれ?Senkoちゃん、同意してくれてたんじゃ…?(笑)
「今辞めたって絶対次見つからんで」
「うん、それは分かってるねんけど…」
翌日、Senkoちゃんは、パートさん2人に暴露しました
「はやしやがみどさんに辞めるって言うてんで」
「絶対辞めたらダメです!」
「はやしやは辞めたいん?」
「いや、そういう訳では…」
「そうやんなぁ?仕事楽しいって言っとったもんなぁ?」
「でも、何ぼ楽しくてもあたしはSenkoちゃんがおらんで残るのんは絶対イヤやねん!」
「まぁ…とりあえず、年末まで目標に頑張ってみようや。そっから先は年明けてから考えたらええやん」
「……うん」
「よし、じゃぁみどさんに訂正しとかなな!あの子らもあんなん言うてくれて、ありがたいな」
ほんま、Senkoちゃんには頭が上がりません。
もしかして、「年末まで」という言葉は、私に説得しながら、同時にSenkoちゃん自身に言い聞かせていたのかも知れません
昨日、Senkoちゃんと新長田をブラブラしていた時に見つけました。
月曜日からはこれを着けて、みんなと一緒に頑張りたいと思います
↓とか言いながら今んとこ一番ミスが多いんですけどね!「ポチッと!」お願いします