オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

所詮、悪者。

2009年12月24日 22時42分04秒 | オンマの話
いつもは神経を逆なでするようなことしか言わない奥様が、年に数回ほど妙に納得する言葉を吐…もとい、おっしゃるのだが。

「シオモニ(姑)はな、何ぼ息子が悪くても、『ほんま、あの嫁は』ってなるねん。だから、ええと思った事は、旦那が『せんでもええ』って言っても、やっとくねん」

聞いた時は「へぇ」と生返事したのだが、ほんまにその通り!と思ったお話。





先月(…そう、もう1か月もたつのだなぁ)うちが家族旅行へ行ったのだが。

(「けろろ的家族旅行」参照)





実は…極秘で決行いたしました





だってね、多分心配して言ってるのは分かるのよ。

どこかへ行ってくると言う度に「大丈夫なん?金あんの?」ニヤケながら聞くお姑様

「あるから行くんやろーがっ!とツッコむワケにはいかないし

「ないと言ってもくれるワケでもない(キッパリ)

年に国内・外問わず数回旅行に行くお姑さんに張り合われるのもイヤだ



…とまぁ、そこまで深くは考えてなかったけど



端的に言えば、長いことごぶさたしてたので、わざわざ旅行に行くという報告をするのがおこがましかっただけ、というのが正直なところ



誰にもナイショの旅行だったので、おみやげはどこにも、誰にも買ってない



帰り道に寄った朝来PA道の駅で、念のため私はアッパ君に聞いた。

「アッパ、おみやげほんまに買わんでいいの?」
「うん。誰にも言ってへんし」
「ほんでも、シオモニとこは買って行った方がええんとちゃうん?」
「いらんわ。持って行っても喜ばんし」

湯冷めがたたって熱が上がりかけていた私は、それ以上強く言うこともなく帰宅。





そして、そんなこともすっかり忘れていた昨日。

「ハンメ(おばあちゃん)サンタ」からプレゼントを買ってもらって大喜びで帰ってきた子どもたち

「ただいまぁ!」
「おかえり」

ひとしきり買ってもらったおもちゃの話をしていた子どもたち、ふと思い出したように言った。

「あ、オンマ」
「ん?」
「ハンメな、Yらが温泉行ったのん、知っとったで」



「…ほんで?ハンメ、何て…?」
『おみやげも持って来んと』やって」





即、アッパ君に報告。

「ほら見てん!だからあたし『買って行かんでええん?』って聞いたやろ?!」
「どこから漏れたんやろ…もしかしてアイツかなぁ…」
「そんなこと、もうどーでもえぇわっっ!!どぉするんよ、あたし正月行きたくない…
「大丈夫や、オレが買わんでええって言ったって言ったるから」
「そんなん通用するワケないやろっっ!!絶対あたし悪者になるねんから…」

ハッッ。

これか、奥様が言っていたのは。




仕方ない。

所詮、姑にとって、嫁はいつでも悪者なのだ

今回の件をきっかけに、私はかぶっていたネコを脱ごうと思う(爆)





↓悪嫁バンザイ!「ポチッと!」お願いします
blogram投票ボタン