早いモン勝ち？

同級生達の間で何度目かの結婚ラッシュが始まったようだ

もうかれこれ11年前、私の結婚式には、たくさんの友達が来てくれた。

当時は結婚している子の方が少なく、身軽だったせいもあるだろう。

ちょっとした同窓会感覚や、あわよくば出会いを求めて（笑）、招待状を出していない子まで便乗してきたりして…

「アンタ、いっぱい来てくれてうれしいけど、この子ら結婚する時、お返し大変やで…」

ボソッとつぶやいた母…



ところがその後、付き合いが続いている子もいれば、生きてるかどうかも分からん（！）ヤツもいるワケで…

チラホラ招待状が届いたかと思えば、付くもんが付いた私は

つわりで苦しんでたり。

産んだばかりで床上げも済んでない状態だったり。



やっと子どもの手が離れたと思った今日このごろ。

大学時代の友人から電話がかかってきた。

「久しぶりやなぁ。元気？」
「元気元気！どないしたん？」
「結婚することになってん」


「えっ？まだしてなかったっけ？」

という言葉をかろうじて飲み込む（爆）

「…そうなんやぁ。おめでとう！」

「ほんでな、あたし、けろろの結婚式行ったやんかぁ？だから、もし都合がつけばけろろにも来てほしいなぁと思って。招待状送ってもいいかなぁ？」

「…あぁ、うん、もちろん！相手はどこの人なん？」
「東京」
「え～っと、じゃぁ結婚式は…」
「名古屋ですんねん」



頭の中では、結婚式の日の母親のつぶやきがエコーしていた…

うわぁ…

どないしよ…。

確かに来てくれたけど…10年間、年賀状すらまともにやりとりしてなかったのに



ふと、カレンダーを見ると…

「息子県大会」と、デカデカと書いているではないかっっ


返信はがきの欠席に○を付け、ホウッと一息。

お祝いはしっかり送っておきました




お次は、高校の同級生。

「婚活」の甲斐あって、見事結婚が決まったそうだ


ふと、カレンダーを見ると…

「小学校運動会」




たとえ手は離れても、まだまだ当分「家族の用事」は付いて回るのだろう。

そう考えると、やっぱり結婚もある意味早いモン勝ちなのだろうか…