オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

記念写真

2008年11月09日 23時40分50秒 | 娘の話
 娘の写真を撮りに某子ども写真館へ行ってきた

 私ども在日には、七五三などというものは、ない。…と思う

 だって、子どもの頃、うちの兄弟はおろか、周りの友達も、そんなことやってなかったし、写真も残ってないもの

 子どもができて、ママ友からいろんな情報を取り入れていく内に、なんとな~く流れに乗ってみた(笑)

 息子5歳、娘3歳の年に、二人で撮った写真。

 うん、なかなかいいもんだなぁ


 そして、今年。娘7歳なので、同じく、流れに乗ってみた(笑)

 前回も思ったことながら……スゲー

 皆様、ビシッときめておられる

 Gパンで行っていた私は、非常~に居心地悪かった

 張り切るママやばあば達とは対照的な、訳も分からず連れてこられたようなじいじと、疲れて待合室で眠るパパ達

 着飾った子ども達でごったがえす中、うちの娘はシンプルにお色直しなしで、すんなり済ませた。

 「この格好のまま帰りたいなぁ~」
 娘も私も、魔法の解けたシンデレラのような寂しさを感じた。

 しかぁ~しっっ!!
 現実に引き戻される写真の注文

 「金かけんでええで」
 家を出る前にアッパ君に言われていたのに。

 「かわいぃ~っっ!あ、でも、こっちの顔もいいねぇ~
 親バカ炸裂

 はっっ!!これがココの戦略なのだな。

 しかし、気づいても、時既に遅し
 私は、まんまとこちらの戦略にハマってしまっていた

 無い袖は振れないので、何とか予算内に収めたが


 店を後にしながら、思った。
 世の中、景気が悪い悪いと言われているが…

 子ども相手の商売は、不景気知らずだ。きっと。

オンマ直伝!

2008年11月09日 00時27分55秒 | 娘の話
 先日、娘が児童館から1枚のおたよりを持って帰ってきた。
 
 希望者のみの編み物をするとのことだった。
 
 牛乳パックと、割り箸3本を持ってくるように、とのことだった。

 「やりたい?」と聞くと、即答で「ウン!!」とのこと。

 早速準備して、次の日に持たせた。

 しかし、その日、娘はそれをそのまま持って帰ってきた。



 「どうしたん?」
 「まだやねんて。一旦持って帰りって」
 おたよりには、期日が書いてなかった。


 数日後、娘に聞くと、今日から始まっていた、との事。
 「何で?持って来いって言ってくれへんかったん?」
 娘は、悲しそうな顔でうなずいた。
 「じゃぁ、明日持っていき。1日くらいやったらすぐ追いつくやろ」


 しかし、次の日、娘はまた、そのまま持って帰ってきたのだ。
 「先生が、昨日からやってない子は、あかんって」
 

 何じゃ、そりゃ
 
 民間になってから、こんないきちがいが多くなった
 もしかしたら、娘が期日を聞き逃しただけなのかも知れない。
 でも、娘が不憫だったので、オンマは一肌脱ぐことを決心した


 不器用なオンマだが、子ども時代夢中になったリリアン

 最近、すっかり見なくなったが、ネットで検索すると、牛乳パックと毛糸でできるらしい。

 そう言えば息子も保育所時代、これでマフラーを作ってたなぁ。

 なるほど、これなら編み棒も不要で、子どもでも簡単にできる。

 やってみると、娘も楽しそう。

 息子も横から「オレもちょっとだけやらせて」とせがむ。

 そして、一番はしゃいだのは、他でもない、オンマ

 「ちょっと待って!オンマちょっとやったるから」

 押し合いへし合い、取り合いになりながらも、何とか垂れ下がってきた。

 かわいいマフラーができたらいいね