オンマは辛いよ

~グチはゴミ箱へ、思い出は宝箱へ~

ランチタイムはスリル満点

2010年12月02日 03時01分32秒 | 職場の話
初めて今勤めているパートさん全員(5人)プラスみどさんでランチに行くことになりました

しかし、じもっち3人とは違い、神戸から通う私とSenkoちゃんは、チャリンコがありません

普段は電車通勤のみどさんが、この日だけ車で会社に行くから、私達2人だけを乗せて行くと言ってくれたのですが、他の3人に申し訳ないと思ったのか、はたまた昨夜の酒が残っていたのかは定かではありませんが

「そうだ。くじびきしよう」

突然のSenkoちゃんの申し出により、急きょ車を賭けたくじ引き大会が始まりました。

くじは全部で5枚。

①運転手の隣
②運転手の左後ろ
③N号(パートその1Nさんの自転車)
④ワカメ号(パートその2ワカメちゃんの自転車)
⑤のり号(パートその3のりピーの自転車)

Senkoちゃん「ちゃう人の自転車なっても乗らなあかんことな」

ワカメちゃん「どうしよー。タイヤ空気入ってない」

「えぇぇ!!絶対イヤやぁっっ!!」

じゃーんけーん…

仕事してる時より真剣な表情のみんな

1番はSenkoちゃん。のりピー、ワカメちゃん、Nさんに続き、私は何と全敗

「大丈夫、残り福残り福」

祈りながら開けた紙は…「運転手のとなり」と書かれたプラチナチケット

「やったぁっっ!!」

と言う私の歓声と「いやぁぁぁぁっっ!!」と言うSenkoちゃんの悲鳴が重なりました

Senkoちゃんが引いたのは「ワカメ号」

「運転手の左うしろ」を当てたのは、ワカメちゃんでした

のりピーとNさんはお互いの自転車を当てましたが、まぁそこは話し合いの結果、各自のチャリンコで

喜びと落胆の入り混じった倉庫(笑)気を抜いたのか幸せボケだったのか

「帰りも一緒でええん?」

いらんこと言うてしまいました

意気消沈していたSenkoちゃんの目に光が宿り、再び現地でひくくじを作成し始めました…



で、待ちに待ったランチタイム♪

みどさんの車に乗り込んだ私とワカメちゃんは、チャリンコ組とほぼ同時に出発。

「チャリンコの方が早よ着くんとちゃうん?」
「それはないやろー」

余裕ぶっこいてたみどさんでしたが、チャリンコ組の執念により、ほぼ同時に到着

     

昼から焼き肉だなんて何てぜいたく冷たい弁当食べてるアッパ君、ごめんね




仲良さげに見えますが、実は…

「ちょっとぉっっ!!みどさんあたしの肉取らんといてっっ!!」

熾烈な争いが繰り広げられておりました…







さてさて、席についてオーダーをした直後に開催された帰りのくじびき結果ですが…



Senkoちゃん→ワカメ号

私→運転手の左うしろ

Nさん→のり号

ワカメちゃん→運転手の隣

のりピー→N号



何てことはなく、私とワカメちゃんの座席が入れ替わっただけでございました。

Senkoちゃん「覚えてらっしゃい!行くわよっ、チャリンコ組!」

のりピー「楽して太ればいいのよっ!」

劇団ひまわりばりの捨てゼリフを吐いて自転車置き場へ向かうチャリンコ組。

奥の出しにくいところへ停めたチャリンコを、まさか自分がまた乗るハメになるとは思ってもいなかったらしく、うんせうんせと引っ張り出していたSenkoちゃん。ふぁいとっ!(笑)


帰りもほぼ同時にとうちゃーく


「このリベンジは来月必ず返すわよ」


月に1度のスリル満点なお楽しみができました




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エプロンに込めた決意

2010年11月13日 23時13分17秒 | 職場の話
私の職場は特に制服はなく、私服にエプロンを着けています。

図らずもSenkoちゃん、そして新たに加わったパートさん2人が、似たような黒のエプロンでお揃いのように見えました

「わぁ、何か制服みたいちゃう?」
「はやしやも買ったらええねん」
「ほんまやなぁ~」

私は言葉を濁しました



加古川勤務が決まったとき、加古川駅から会社までの移動手段としての自転車購入も、何となく先に先に延ばしました。


というのも、私の心の中にはいつも

「11月末で辞める」

という気持ちがあったからです。



仕事が嫌いな訳ではありません。

通勤は、最初は辛かったものの、慣れたら何とかなるだろうと思っていました。

でも、私にとってこの職場、そしてこの仕事が楽しいのは、Senkoちゃんあってこそのこと。

一時Senkoちゃんが心底参ってしまい「もう辞める」となったとき

Senkoちゃんが辞めるなら私も辞める→二人一緒に同時に辞めることは不可能→Senkoちゃんは会社が簡単に離してはくれないだろう私が先に辞める

という結論に達していたのでした。


それならそうで、もうそろそろ言っておかないと…

ある日の昼休み、私はみどさんに話を切り出しました。

「みどさん、11月末で辞めさせてください」
「そうか。しゃーないな。でも、Senkoはあかんで
「分かってるわ!あたしだけ」
「ほんならあたしはいつなったら辞めさせてくれんの?」
いつの間にか、隣にSenkoちゃんが立っていました
「今年はあかんわ」

やっぱりね…

「頑張れ、棚卸
「はぁ?!あかんで!」

「ほんでも、まぁ長田から毎日ここまで通おうと思ったら、しんどいと思うわ」
「いや、この子はそう苦にはなってないと思うで」
「; ̄ロ ̄)!!」

あれ?Senkoちゃん、同意してくれてたんじゃ…?(笑)

「今辞めたって絶対次見つからんで」
「うん、それは分かってるねんけど…


翌日、Senkoちゃんは、パートさん2人に暴露しました

「はやしやがみどさんに辞めるって言うてんで」
「絶対辞めたらダメです!」


「はやしやは辞めたいん?」
「いや、そういう訳では…」
「そうやんなぁ?仕事楽しいって言っとったもんなぁ?」
「でも、何ぼ楽しくてもあたしはSenkoちゃんがおらんで残るのんは絶対イヤやねん!」
「まぁ…とりあえず、年末まで目標に頑張ってみようや。そっから先は年明けてから考えたらええやん」
「……うん」
「よし、じゃぁみどさんに訂正しとかなな!あの子らもあんなん言うてくれて、ありがたいな」


ほんま、Senkoちゃんには頭が上がりません。

もしかして、「年末まで」という言葉は、私に説得しながら、同時にSenkoちゃん自身に言い聞かせていたのかも知れません



昨日、Senkoちゃんと新長田をブラブラしていた時に見つけました。



月曜日からはこれを着けて、みんなと一緒に頑張りたいと思います




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事件は倉庫じゃない、ネットで起こってるんだ!

2010年10月08日 14時45分22秒 | 職場の話
毎朝アッパ君を見送ったら、mixiをチェックしてから朝の準備にとりかかるのが日課の私。

その朝もいつものように見ていると、見慣れない足あとが
たどってみると、「もしや…」と思い当たる人物が

結果、私の予感は見事に的中

彼女の最新の「職場」というタイトルの日記には、

「一番長い人で二年の人」(Senkoちゃん)と「その連れ」(私)、「上司」(みどさん)に対する罵詈雑言のオンパレードだったのだ

その後、彼女がみどさんにこってりしぼられたのは言うまでもない






毒吐き日記が悪いとは言わない。

この私だって毒を吐くためにブログを始めたと言っても過言ではないのだから。

ただ、私は彼女に一言言いたい。

やるなら、もっと上手にやれよ。

あんなグロい日記を全体公開しやがって

それに、あれから何度もハンドルネームをとっかえひっかえやってますが

足あとはしっかり残ってますよ。

まぁ、こちらからはしっかりアクセスブロックさせていただきましたので、あしからず。






何でやろう。

あたしらがmixiの話で盛り上がってるとき、してたのに…。

仲間に入りたかったんやろうか…「あたしもやってんねんでぇ」とでも言いたかったんやろうか。

でも、あれだけ自分の素姓明かしておいて、バレへんと思ってたんやろうか。

いや、知ってて足あと残してたんやとしたら…




でも、私はここで彼女のことをこれ以上書くつもりはない。

あんなあふぉなヤツと同じ土俵になんか上がるもんか





しかし、分かる人には分かるもんなんですね。ネットの世界も意外と狭かったりするなぁ…




ハッッ!!




もしや、前職場の奥様にはバレてへんやろうね…そこらへんはぬかりない…と思う…




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初出勤!

2010年09月20日 23時23分24秒 | 職場の話
先日、3か月に1回の契約更改をした時にいただきました。

     

最初の1週間は祝日が多いため回数券、それと来週からの定期代です

定期券買うのなんか高校時代以来だった私は

「あのぉ、会社の証明書とかっていらないんですか?」

と聞いてみんなの爆笑を買ってしまいました

そんな私をさんざん笑っていたSenkoちゃんでしたが

いざ駅前に着いたら回数券をマジマジと見つめ

「これ…中に入れるの?」

「…そうやで」

意を決して回数券を中に入れ、通過した直後、

ピンポーン♪

何とSenkoちゃん、出てきた回数券を取らずに進んでたんですね

「降りる時どうするつもりやったん?」
「え?次の券出すんかなぁって思って…」


どこの箱入り娘やねん!!とツッコミたくなるようなわてら二人の珍道中…


よくもまぁ、いろんな人がいるもんだ…お得意の人間ウォッチングでひとしきり盛り上がりましたが。

そんな自分たちはと言うと、首にはタオル、履いてるのはクロックス…とても電車に乗ってお勤めといういでたちではございませんでした


車窓から見える風景は、だんだんのどかに(笑)なっていきます…

「あたしら、何してんねんやろ」現地に着くまでに我に返ること数回


加古川に着いたら1番に見えたのが某チェーン系居酒屋

「帰りはひっかけて帰るで」「おう!」ニヤリ。

そして、駅からてろてろ歩くこと10分あまりでとうちゃーく





続くんだろーか…いや、きっと無理。絶対無理!




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新しい風

2010年09月04日 23時03分40秒 | 職場の話
オオシマさん(仮名)が辞めた後、いろんなことがありすぎた私の職場

ざっとあらましだけを綴っていきたいと思います



その後、会社は大々的に求人募集し、いっぺんに4人も採用しました

Aさん(33歳)月・火・水
Bさん(41歳)火・水・木
Cさん(25歳)木・金
Dさん(49歳)金・月

職場は狭いし、今まで史上最多の採用人数。

加古川に行ったら、1人休んでも会社が正常に回るよう、シフトを組もうという思惑があるようでした。

しかし、これがうまくいくわけがない

毎日、1から教えないといけない人が来る。

教えても次の週になると忘れてる。

教えるJさん、そしてSenkoちゃんは、その度に手が止まり、前に進まない。

納期が間に合わない→残業。

オオシマさん(仮名)がひっかき回していって狂いまくった在庫の尻拭いをしーの、新人の手を監視しーの、みどさんに尻たたかれーのの毎日。

狭い密室で。

そりゃぁ息も詰まりますって


おまけにこの新人さんたちも奇抜な人がいてまして

Dさんは、銀行に何年も勤めていたらしく、初日からキャリア気どり

朝から必死に追加で積んでいく荷揃えをやっているところへのんびりやってきて

「お手がすいたらおっしゃって下さいね」一事が万事この調子で上から物を言われてました。

当然合うハズもなく、すぐ辞めていきました


Bさんは、内向的な性格なのか、声も小さく、おとなしい印象がありました。

質問もできないのか、勝手にどえらいことをやらかしたりして…

で、彼女も辞めて行ったのですが、Dさんが辞めて間もなくだったので、副社長に呼ばれ、理由を聞かれたらしいんです。

すると、あれだけ無口だった彼女が

「精神的にキツい」と言い残していったのです

上層部ではパート内部でイジメが起きているのでは、との疑いを持ち、パート全員1人ずつ社長・副社長に呼ばれ事情聴取を受けました

ただでさえ仕事が遅れてるのに、お前らのヒマつぶしに付き合うヒマなんかねーっちゅーの


そもそも、この4人を入れた時から反発していたのを知っていた上層部。

奇しくも、Jさんが寿退社するということで、初めて正社員の暑気払いに呼んでもらい、声が大きいと理事に怒鳴られた翌日の出来事でしたので、私はかなりニラマれていたのだと思います。

「別に加古川に行きたくないんだったら、辞めてもらっても構わない」

と言っていたのを必死になだめてフォローしていたのは、みどさんでした。

新人ばっかりで加古川行ったってますます回らないのを、誰よりも分かっていたからです。



結局、Jさんの後を引き継ぐフルタイムにAさん、そしてパートはSenkoちゃんと私、そしてCさんで落ち着きました



昨日、無事にJさんが退社されました。

   お疲れ様でした。お幸せに



来週から、恐らくSenkoちゃんは相当しんどいと思います

私がもうちょっと使える人間になればいいんだけど


ところが上層部からの圧力を受け、月曜日、またまた面接があるそうな

まぁ、加古川に行くと、Senkoちゃんも私も、残業はおろか、半日勤務もできなくなるからね。そこんとこも考えてるのでしょうね




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嵐を呼ぶ女

2010年08月10日 23時35分35秒 | 職場の話
S子が辞めたあと、何人か面接の末、一人の女性が採用候補にあがりました。

27歳独身の彼女は

     に似ています

「あたしの方が若く見えるよなぁ」34歳2児の母Senkoちゃん。

「おぉ、ほんまやなぁ」とみどさん。

「ほんまや。あたしの方が若くみえるよなぁ」37歳2児の母けろろ

「う~ん、それはどうやろなぁ」


結果めでたく彼女は採用され、Jさんは彼女(オオシマさんとしときましょうかに自分の引き継ぎをすべく、張り切っていました



ところが、彼女は恐ろしいほど理解力が乏しい上に、全く質問してこないむずかしい人だったのです…

私はもちろん、SenkoちゃんやJさんでさえ初期、いや現在でもたまーにある計算ミス数え間違いがしょっちゅう

でもいいんです。失敗は誰でもするんです。

ただ、問題は、それを指摘した時の態度です。

「これ、間違えてるで」と一言言ったら

ギロリと鋭いニラミがとんできたが最後、休憩時間でさえ背中を見せ拒否

向かいに座っていた私はそりゃぁもう恐ろしかったです



まぁ、そんな訳で当然私達とのコミュニケーションは皆無に等しく、今まで内内でもみ消して来られたお互いの些細なミスも彼女のものはみどさんに発覚、そしてみどさんが尻拭いをすることになるのですね

彼女が入ってきて間もなくやらかした品物間違いで、みどさんが激怒したそうなんですが(私達が退社後の話です)

彼女は謝るでもなく、言い訳するでもなく、ただジーーーッッと椅子に座っていたそうです




オオシマさんが勤めだしてちょうど2週間がたった今日の午後、副社長に呼ばれ、事務所へ上がって行きました。

10分ほどして下りてきた彼女は、私達が間違いを指摘した時と同じようにむくれた表情でボソッと言いました。

「本日付でクビになったんで、今から帰ります。お世話になりました」

いや、ほんまは知ってたんやけどね



「で、これどうしたらいいですか?」

オオシマさんの机の上には、やりかけの品物と、残った数枚の伝票が

まさか「じゃぁ、それだけやって行って」とも言えないので「あ、オレ引き取るから置いて行ってええよ」とJさん。

副社長、せめて今日の仕事が終ってからでもよかったんじゃぁ…

彼女を見送りに外へ出ると、彼女は駅とは反対の方向へ曲がって行きました。何で

駅へ向かう方には、みどさんが立っていました。挨拶もしたくなかったんや




こうして、オオシマさんはさんざん私達の職場をひっかき回して去って行きました


採用が決まった時に、一番に「そっちまで通う交通費がない」と言って1カ月分の定期代を先にもらったオオシマさん。

後でみどさんに聞いたところによると、事務の方に給料の前借りも申し出ていたとか

これにはドン引きでした…





休み明けには、また面接で採用された数名の方がやってきます…

果たして、次はどんな方が来られるんでしょうか。

そして、Jさんは無事、今月末で引継ぎ完了して寿退社できるのでしょうか…。




↓明日から盆休み♪でも休み明けからはオオシマさんのミスの尻拭いに明け暮れ、また残業続きでしょう(泣)「ポチッと!」お願いします
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昼ごはんでっせー

2010年07月30日 23時40分45秒 | 職場の話
長期休暇の末、S子は退職していきました

ハローワークに募集をかけるもむなしく、世間は夏休み、パートを始めるには不適切な時期ですもんね

その上、今から入るパートさんは、加古川行きを前提で入って来る訳ですから、なかなか難しいのでしょう。


私ら、ほんまに頑張りました

今月のお給料、10万超えでしたもん

時給はっぴゃくなんぼのパートで10万超えようと思ったら、何ぼ働かなあかんか分かりますか?

もう、そりゃぁ、髪振り乱して、家の中もひっちゃかめっちゃかですわ




まぁ、そんな中でも今週から新人さんが入ってきて、今の残業地獄も終息に向かう一筋の光がさしてきました




今日はみどさんが、「二人はよぉ頑張ってくれたから」と言って、Senkoちゃんと私にランチをおごってくれることになりました

メニューは、びっくりドデカい海鮮丼



「食べきれない」とご飯を残したSenkoちゃん。私は

     根っからの貧乏性なので、ほら、このとおりペロリでした




↓まぁ、ひとまず安心…かなぁ?(笑)「ポチッと!」お願いします
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ジェットコースターだよ人生は

2010年07月04日 00時28分54秒 | 職場の話
S子の穴を埋めるべく馬車馬のように働いていた私達に、Jさんの口から衝撃的な発言が。


H業務係移転


Jさんは3月の時点で既に知っていたらしい。

何で当事者である私達の耳に入れなかったのかと言うと、6月末の棚卸までモチベーションを保つ為だったのだとか。

で、そのJさんはと言うと、この移転に先だって8月末をもって寿退社するのだとか自分だけさっさと手だてを考えたという訳だ




何それ。

あたしら結局会社の捨て駒かい

せっかくええとこ見つかって、仕事も慣れてきたのに、この仕打ち

毎日の残業に加え土曜出勤までして頑張ってきたあたしの労力を返せっっ



当然それを聞いた日は残業せずに帰ったし、朝もギリギリ出勤、朝の掃除もサボり、9時になっても仕事を始めずボ~ッとしていた。

いわゆるストライキってやつですわだってぇ、アホらしくてやってられんかってんもん



何も知らないみどさんが入ってきて、私らを見て言った。

みどさん「何や、どないしたん」
Yさん「自分が一番よぉ知っとんちゃうのん?」
みどさん「何でや?何がや?」
Jさん「…私と理事がしゃべってるのが聞こえてしまって」



みどさんは、棚卸が終わった翌日である7月1日には言おうと思っていたこと、でも知ってしまったからにはちゃんと説明するからと、事務所の方へ慌てて上がって行った。



しばらくしてみどさん、人事部長と一緒に降りてきたのは副社長




副社長がまず、H業務係が9月末をもって加古川市に移転になることとそうなった経緯を説明してくれ

「できればそのままあなた達にも是非加古川の方に来てほしいのですが」と言われた。



加古川…毎日…電車で…せめて明石くらいやったらええのに…

「すいません。今、ここですぐに返事はできません」

「何がひっかかりますか?Yさんはまだ下の子が幼稚園だったよね?」

「はい、加古川まで行って帰ってきよったら、延長保育頼まなあかんし、そうなったら別料金が発生します」

「そうかぁ。遠いかなぁ。僕は昔、灘の方まで電車で通ってたけどね」



「おっさん」と「一家の母親」が勤務地変わるのは訳が違うんだよっ



「けろろさんも?お子さんは?」

「うちは二人とも小学生ですけど…でも、やっぱり学校から連絡が入った時にさっと行ける距離でないと不安です」

「え?何年生?」

「下の子は3年生です」

「何や」とでも言いたそうな副社長。何やねん、3年でも熱くらい出すやろが

「まぁ、あなた達がこの職場と仕事に大変愛着を持ってくれていることに対して、非常に感謝しています。是非ご主人とも相談して、いいお返事をくれるのを期待しています」

御一行が出て行くと、何故か涙があふれてきた



やる気が出ないのは変わりなかったけど、いつまでもやってるとスネてるみたいやし、Jさんはおいおい泣きながら謝ってるし、とにかく私達は棚卸を何とか無事に済ませたのだった




あれからみどさん(※高砂市在住)は、Yさんに「なぁ、一緒に加古川行こう」と誘い続けている。自分は近くなるからええよな

「Yさんだけでええんや」とあたしが言うと
「ほんでもYさんは一人では来ーへんやろ」否定せぇへんのかいまぁ、能力的に言えばしゃーないけど
「当たり前やん。行くんやったら絶対2人一緒やで「けろろをここにひっぱりこんだ」と思ってる責任感の強いYさんです…



トーシロを引っ張って行って上手く行くハズがないのは、上の人達も当然分かっているのだ。

だから、できるならばYさん(プラス私)に来てほしい訳で

可能な限りでの優遇は約束されている

年末年始の就活の記憶がまだ新しい私は、次のパートを見つけることが不可能に近いことを知っている


「は?加古川?遠いやろ」アッパ君の反応は至極当然

「え~、オンマに『おかえり』って言ってほしい。でも、貧乏はもっと嫌クール&ドライな息子




棚卸終了後、労をねぎらって、何とをいただきましたこんなの初めてらしいよよっぽど気ぃ遣ってはんねんで


あとは自分の覚悟のみでも、ギリギリまで「どぉしよっかな~」って言っとこうね、Yさん





↓昨日の退社時、業務部のSさんが「月曜日から25歳の男の人が来るよ」と教えてくれました。なんだってぇ?!それもあたしらの機嫌取りの為…?(違)
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ケン坊は健忘症(笑)

2010年06月19日 22時48分24秒 | 職場の話
S子の抜けた穴を埋めるべく、毎日囚人のように働くワシら

とは言え、たかが入って5カ月やそこいらの私が戦力になっていないのは明らかだ

しかし、現場はまさに猫の手でも借りたい状態



いつもは看守のように急かしてるだけのみどさんも、どことなく気を遣っているようだ。

「あのぉ、佐用のんまだ?いや、全っ然今日中でええねんけどなっ

女が3人寄ればかしましい、一言言えば10言返ってくるのを分かっているのだろう




それでもとうとうしびれを切らしたのか、S子の席に座り、伝票を手に取った

Yさん「ちょっと、みどさん、何すんのっ!」
みどさん「何って、おれも手伝おうか思って」
Jさん「ええわ、そんなん、2度手間やから」
けろろ「私、頑張りますから!」

みんな、みどさんが何をしでかすか心配で、手は止まるは、一挙手一投足に至るまで口を出す(笑)

「これ、在庫どこあるん?」
「あっち。あの棚の上」
「ちゃんと古いやつから出してよ」
「みどさん、検品はゴム印押さなあかんねんで」
「分かっとるわい!このマニュアル作ったんおれや!」

しながら見ている私らをよそに、1点荷揃えをし、検品せずに出荷棚へ持って行ってしまったみどさん。

大丈夫やろか…もちろん、後でちゃんと検品しときました(笑)

しかし、生きた心地がしないので、みどさんにはもう触らせないと決め、みどさんには検品に回ってもらうことにした




検品ボーイ 略して「けんぼー」





しかし、この検品もちゃんとやってるんだかどうだか危うい

本来、検品は他の人が作ったものをやるのだが、唯一他人が見ない、自己責任で出荷する部品がある。

その部品を荷揃えしたら、新聞紙を上にかぶせ、「この下は●点その部品がありますよぉ」という点数だけ書いておけばいいようになっている。



なのに、けんぼー命名直後に、この新聞紙をめくったみどさん

「何しとんよっ!」
「何って検品やろがい」
「それは検品せんでもええやんか」



次の箱は、中も見ずに出荷棚の方へ

「検品せぇへんの?」
「うるさいなぁ。向こうでするわいや」

出荷棚の方でコッソリ検品している様子のけんぼー。
すかさずYさんのするどいチェック

「何見とん?」
「何って寸法やろ?」
「そうそう」
「まぁ、全部は見てへんけどな」

あかんやんっ検品の意味ないやんっ




ホンマにあなたがマニュアル作ったの…?(笑)





という訳で、今日はワタクシここでの勤務史上初の土曜出勤


そりゃぁもう、しゃかりき頑張ったさ。だって…


   終了後に飲もうと持参だったんだも~ん♪


「女は下腹が出るやろ。男は胃の辺りが出とるやんか。見せ合いっこしよか

いい気分なのか、みど節も炸裂しておりました

お疲れ様でした




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少々うかれすぎ…

2010年06月14日 23時13分11秒 | 職場の話
うちの職場のS子さん、




祝・ご懐妊です




生理が不順で投薬治療しながらのご懐妊だったので、喜びもひとしおです

早々に母子手帳ももらい(私らの時代は5カ月になったときにもらえたと思うんですが…)、カバンには燦然と輝くキーホルダー






お昼休みにも毎日のように



「もう男か女かの区別ができんねんで」
「嘘っっ!!そんなんギリギリなっても間違ってること多いんちゃうん?」
「あ、お腹の中では、の話やで」





「もう産毛も生えてんねんで」
「嘘っっ?!見えたん?」
「ううん、本に書いてた」



と、若干かみ合わない会話を交わしながら、妊娠・出産を2回経験した私に丁寧に教えてくれるS子さん


何しか妊娠・出産本をいっぱい読んでるようです

「アカチャンホンポってどこにあるん?」

「ベビーカーはA型・B型どっちがいいんかなぁ」

「出産の予約せな」(そんなんせなあかんかったっけ?)




肝心の体調はと言うと

「うん、そろそろ歯磨きがあかんなってきて、塩で磨いてる」

「夜になったら吐くねん」

「あたし、食べづわりかも」

何と言うか、本や経験者の話の型にはめたような反応

その証拠に、会社で気持ち悪い素振りをする様子が全くなかったのです


それどころか、脚立に乗らないと取れないような高い場所に置いてある箱をジャンプして取ったり、とっても重い箱を2箱軽々と持ち上げたり

「ちょっとぉ、だいじょーぶ?」
「平気平気。大丈夫




「なぁ、あいつほんまに妊娠しとん?」

Yさんと想像にnごにょごにょ…を疑うほどでした




そんなある日のお昼休みのことでした。

「あのな、今朝な、ちょっと出血しとってん」
「で、何で仕事来てんのっっ?!」
「いや、ちょっとやし、大丈夫かなと思って」
「あかんあかん、すぐ病院行きっっ!ほんで、安静やで」
「そんな…定期健診1週間早める位のことやで。大したことないわ。でも心配してくれてありがとう」

はぁ?!一言一言カチーンと来るなぁ




しかし、全然「大したことない」では済まされなかったのです

S子さんの出血は、胎盤が剥がれてきているのが原因でした。

何もなかったように出勤してきたS子さんを、私たちは強制的に家に帰しました。

なかなかうんと言わなかったS子さんでしたが

「分かった。でも、来週の月曜日から安定期に入るから」

バカっっ!!この期に及んでまたマニュアル!!

うかれすぎたツケにしては、あまりにデカい。S子さんは今月末までお休みすることになりました。

今はただただS子さんとお腹の赤ちゃんの無事を祈るのみですが、ふと我に返ってみると

今月末に棚卸が待ってるのよ

「あ~あ。帰したはいいけど、どうする?」頭を抱える3人なのでした




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