オーガニックとエコライフ ―本物は美味安心安全―

お米と野菜を無農薬で作ることで、色々なことが見えてきます。自然の中で、生かされていることに感謝しています。

除草剤は使わない

2018-09-07 20:37:42 | 日記
台風が過ぎ、いつの間にか秋の気配が漂ってきた。
そろそろ秋野菜の種蒔きやら、植え付けを始めなければならない。
秋の野菜の筆頭格、白菜の種を蒔いていたら、双葉が出て大きくなってきた。



苗を買うと農薬が振ってあるので、できるだけ種から育てる。
農薬を使わないと、やはり虫が付きやすくなる。
酢と焼酎の自然農薬は、効果がある。
防虫ネットなども使う。
9月末の定植に向けて、苗をを大きくしていく。


その苗は、我が家の裏庭に置いているが、庭には草が生える。



しかし、決して除草剤は使わない。
除草剤は、農薬の中でも飛び切りの毒性がある。
発ガン物質でも最強の部類に入る。
日本で、ガンが増えているのも、野菜や米を通して除草剤成分を取り込んでいるからだろう。
先頃、アメリカで除草剤に関して、裁判の判決があった。

【8月11日 AFP】
米カリフォルニア州在住で末期がんと診断されている男性が、がんになったのは農薬大手モンサントの除草剤「ラウンドアップ」のせいだと同社を提訴した裁判で、陪審は10日、モンサントに約2億9000万ドル(約320億円)の支払いを命じる評決を出した。
グラウンドキーパーとして働いていたジョンソンさんは、2014年に白血球が関与するがんの非ホジキンリンパ腫と診断された。同州ベニシアにある学校の校庭の管理にレンジャープロのジェネリック製品を使用していたという。

除草剤を始め、農薬を使えば便利だし、たくさん収穫できるだろう。
また、安く消費者に売ることができる。
ただし、その裏返しとして、ガンという形で帰ってくる。
安い、便利という考えは、とても危険だ。



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穂が出た

2018-09-01 20:46:27 | 日記
「にこまる」の出穂(しゅっすい:穂の数の半分が出そろう)時期は、6月10日植えでは概ね8月30日頃。
私の田んぼも同じ日だった。
そして今朝、見てみると更に多くの穂が出ていた。
コシヒカリなど早生の稲は、7月終わりか8月初めなので、1か月ほど違う。
今年のように猛暑の年だと、8月に成熟すると味は悪くなる。
その点、「にこまる」は気温の落ち着いた9月に登熟するので、そんな心配はない。





「にこまる」のほか、もち米「はりまもち」も作っているが、その穂も出そろった。
「はりまもち」は出穂が少し早かったので、一部は傾き始めている。
農家として、正月用の餅も自給したいから、少しでも作る。



同じ田んぼに植えているが、「はりまもち」の方が色が濃い。
右が「はりまもち」で、左が「にこまる」。
それぞれ性質が異なる。
出穂からほぼ45日後が刈り取り時期になる。
田んぼを眺めていると、刈り取りが楽しみになってくる。



田んぼを眺めていたのは、私だけではなかった。
白鷺くんも眺めていた。



雨上がりには、ツユクサが似合う。

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