東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

見えない顔

2011-11-07 | 失敗の気づき
私は経営コンサルタントという表看板の下に、中小企業診断士と社会保険労務士の二つの顔がある。しかし、社会保険の手続業務は、全てを事務所のスタッフに任せているため、高度な難問以外において、労務士業務に従事することはない。

このような状況だから、経営コンサルタントとしての顧問先で社会保険や労働法に関する話は、殆どしていない。となると、初対面のときに名刺をお渡しして、私が労務士であることは認知してもらっているものの、徐々に労務士であることは忘れ去られる。

要するに、我々の持っている資質は、一部、見えているものだけがその人の全てだと勘違いすることになる。ということは、自分のどの部分は必ず知っておいて欲しいかということを自分なりにチェックし、それを表現することを意識しなければならない。

その点、私が酒好きであることは、私の周囲の殆どの人が知ってくれている。間違いを恐れず荒っぽく表現すると、私の酒飲みを知っている人は、9割。しかし、私が労務士であることを知っている人は、1割。考えてみれば、この数字の差は、脅威の数字である。商売のためには、もっと宣伝しないといけない。


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2 コメント

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私もそうです。 (パイカジまっちゃん)
2011-11-07 10:35:34
見えない(見せていない)資格があります。
これって、資格取得のための資格であってはいけないと今日の東矢先生のブログを読んでそう思いました。
資格とは、資格取得がゴールになっている人がもしかすると多いのかも知れませんが、それはまさに、間違い。資格取得はスタートラインなのです。そして、その資格取得後は1年生からスタート、そしていろんな経験を通じて、本当の意味のプロになるのだと思います。
資格取得とは、プロへの登竜門であり、プロへの道のスタート地点だということを再認識しました。
ということで、唎酒師である私は、もっと、日本酒を堪能しなければ・・・。(笑)
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そうでしたね (ken)
2011-11-07 15:29:45
バイカジまっちゃんは、唎酒師でしたね。思い出しました。普段話題にならないことは、徐々にかすみますね。笑
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