東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

情報を制する

2010-06-01 | 経営の気づき
自分の置かれている環境を認知する能力は、生物全体の中で、人間が最もその力が劣っている。例えば、カメレオンは、敵が迫ってくると、身を守るために、とっさに体の色を変える。しかも、周囲の背景に色を合わせて、自らが外敵から見えないように、変色させる。

カメレオンだけでなく、動植物はそれぞれが、環境の変化に対応させる力を持っている。しかし、人間は、そのような力が無い。その力の無さを補うのが、情報力である。意識的に仲間集団を作り、仲間内で情報交換することによって、環境の変化を把握する。

生きるために必要な力、環境認知能力。しかし、人間にはその力が無いから、その補う力として、情報力が誕生した。とは言え、全ての人間を一まとめにして論じるのも、危うい。何しろ、最近は、情報力の格差が格段に広がってきたのであるから。

したがって、情報活用型人間と情報不活用型人間に、二分類しておくことが必要かもしれない。

因みに、私の強い情報分野は、夜の世界である。ネオン街を楽しむための情報収集については、自信がある。何しろ、愛媛県酒造協同組合の方から、「熊本県の組合から視察に来るのですが、日本酒と焼酎を出している居酒屋で、良い店を紹介してもらえませんか」と尋ねられた。もちろん、すぐに、某店を紹介させて頂いた。まだその頃は、現在のように、焼酎ファンがさほど多くない時である。


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