ある農産品の生産者から貴重な体験談を聞かせて頂いた。この方は、この一年、市場への出荷以外に小売販売にも力を入れ始めた。おかげで花屋さんとの付き合いができ、消費者の意外な行動を知ることが出来たらしい。
例えば、消費者から好まれている色の花は、その花束全部に占められていなくても良い。花束のうちの1本だけでも、自分の好みの色があれば、それで満足する。
好きな色が全部その花束で占められてなくても売れることを知ったおかげで、売れる花束作りに活かせることが出来たとか。このようなことは、市場に出荷していたときは分からなかったという。何しろ、市場のスタッフ自体が、消費者の好みを正しく理解していないのだから。
この話を聞いて、今更ながら、体験価値の大きさに感心した。メーカーは販売先だけを見るのではなく、やはり末端消費者を把握しないといけないという常識がある。でも、単なる常識として終わってしまっては何の意味も持たない。言われなくても分かっているという常識であっても、体験しないと本当のことが分からない。
単なる知識を行動にまで発展させるには、やはり大きな刺激体験が必要なのだろう。
例えば、消費者から好まれている色の花は、その花束全部に占められていなくても良い。花束のうちの1本だけでも、自分の好みの色があれば、それで満足する。
好きな色が全部その花束で占められてなくても売れることを知ったおかげで、売れる花束作りに活かせることが出来たとか。このようなことは、市場に出荷していたときは分からなかったという。何しろ、市場のスタッフ自体が、消費者の好みを正しく理解していないのだから。
この話を聞いて、今更ながら、体験価値の大きさに感心した。メーカーは販売先だけを見るのではなく、やはり末端消費者を把握しないといけないという常識がある。でも、単なる常識として終わってしまっては何の意味も持たない。言われなくても分かっているという常識であっても、体験しないと本当のことが分からない。
単なる知識を行動にまで発展させるには、やはり大きな刺激体験が必要なのだろう。
当然小売業である私の仕事は、メーカーの開発者との話などできることもないのですが、そんな場面を作れるメーカーがあるとしたら、きっとそのメーカーの商品は、ヒットするに違いないのです。
新製品が出る都度、がっくりさせられることが多いのです。
それは、場面だったり、その時の消費者の動向だったりを消費者アンケートという形でしかとっていない証拠です。
一般消費者の考える、ヒットしそうな、使い勝手のよさそうな商品を出さないとヒットしません。
もっと、メーカーは高みの見物的なものから消費者目線まで下りてこないといけないと思うのです。
そのためにも一番、消費者に近い場所で働いている人の意見を取り入れるべきだと思います。
そんな意見を取り入れてこそ、メーカーと販社の一体感が生まれてくるのではないかと思います。
今日の東矢先生のブログから、「一体感の価値」という言葉を連想しました。
一体感から生まれるものはきっと素晴らしいものだと思います。
私自身も気を付けます。