東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

迷惑と我慢

2015-04-03 | 人生の気づき
先日の出張の車中での出来事です。電車の中で、当初、午後の会議の下準備をしていましたが、ほぼ終えたために、ちょっと一眠り。そして、目を覚ましたところ、右の空き座席の前にでっかい旅行鞄が置いてあります。私は、寝起きのせいもあって、何事があったのか、パニック状態です。でも寝ぼけ状態から不通に戻り、よく考えて出した答えは、反対座席で眠っている旅行客のカバンが、私の方まで転がってきただけの話です。

その方を起こすのも悪いため、黙ってその方の座席近くにかばんを押しやりました。しかし、カーブのたびに転がってきます。寝てる人は、知らない間に近所迷惑をしでかしていたわけです。

一方、先日のブログに記載しましたが、私の書いた本を読んだ友人が感化されて、生活スタイルを見直し、家族から尊敬されるように大変身した出来事もありました。要するに、人は、知らず知らずのうちに、人様に迷惑をかけたり、誰かのためになることをしたりと、色々とあるわけですね。

人に迷惑をかけてはいけませんというのは、土台無理な話です。知らず知らずの間に迷惑をかけていることもあるのですから、あとは、人間の力としてできることは、迷惑をかけられたときにしっかりと我慢することでしょう。自分自身も迷惑をかけていることがあるのですから、迷惑をかけられたときはじっと我慢することです。