東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

疲労困憊の美

2011-08-04 | 経営の気づき
私が顧問先で業務する時、その日は、疲労困憊の頂点に達する。何しろ、4~5時間のミーティングの際、私がさほど持ち合わせていない能力を総動員させるため、仕事が終わるとバッテリーはゼロ。

会を回すために、人の意見を聞きながら、自分も新しい意見を考え、そして、会の回し方の方法も一緒に考える。そして、手元にはパソコンがあり、気づいたことをすべて記録しているから、体のすべてを動かしているわけだ。最近は体力が落ちているから、なかなか厳しい。

しかし、唯一救われるのは、問題解決に向けての画期的な意見が出てきたときだ。このときは、一気に疲労が消える。不思議なものだ。成果が見えると疲労は消え、成果が見えないと、疲労のみが増え続ける。幸いに、成果が全く出ないミーティングは無いので、毎日の生活に支障がきたすほどの疲労蓄積は無い。

疲労困憊するとはいえ、仕事をやり終えた安ど感が、疲労を帳消しにしてくれる。特に帳消しが厳しい時は、酒を飲めばよい。

(写真は、疲労困憊の私を支える事務所の椅子)