東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

幼児に学べ

2010-10-18 | 人生の気づき
我々は、幼い時、純真無垢な心を持っていた。大人の場合は、欲しいものを次から次に並べるのと異なり、幼児は、いま必要なもの以外を欲しがらない。大人は、自分に必要な物の10倍100倍を平気で求める。

したがって、難しい問題に出会った時、答えの見つけ方として、子供ならどのように取り組むかと考えるのも一つの手である。例えば、別の会社から引き抜きのオファーがあったとしよう。職位も給与も上がるという。果たして、恩義のある今の会社を辞めるか否か、迷うところである。

子供であれば、どちらの仕事が好きか、どちらの社長が好きか、こんな簡単な基準で選択するであろう。好きかどうかは、非常に単純な物差しだが、案外見逃せない基準なのである。先ずは、欲望の物差しではなく、純真無垢な心で考えることが必要である。