博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

冬季イルミネーションの準備

2023年10月26日 | 風景
 先週もご紹介した11月上旬から年末年始にJR博多駅前を飾るイルミネーションの準備が進んでいます(上と下の写真です)。しかし今週の福岡市内の最高気温は25℃の夏日に達する日が多く、11月を迎えるという実感が湧きません・・・ . . . 本文を読む

全国即時ダイヤル自動通話化と私の後悔

2023年10月25日 | 思い出
(昨日の続きです) 昭和54年(1979年)に、当時の日本電信電話公社(現NTT)によって「全国即時ダイヤル自動通話化」が達成されました。上の図は、それを祝う記念切手です。私のさいたま市内の実家は父方の祖父がお店を経営していたので、私が物心ついた頃には黒電話がありました。下の写真(ウィキペディアより引用)の電気通信省(電電公社の前身)制式4号電話機と呼ばれ、おそらく、わが国で最も普及した固定黒電話 . . . 本文を読む

今は(ほとんど)存在しない職業 2

2023年10月24日 | 思い出
(昨日の続きです) 約1時間歩いて、母の実家の地元の小学校に着きました。電話をかけるだけの、ただそれだけのために1時間も道なき道を歩かなければならないのです。この時点で、今の若い人たちには驚きでしょう。ともかく電話をかけるということが半日仕事だったのです。小学校の電話機は職員室の外の廊下の壁に上の写真のように取り付けられていました。電話機の筐体は木製でした。明治29年に日本に導入された「デルビル磁 . . . 本文を読む

今は(ほとんど)存在しない職業

2023年10月23日 | 思い出
 昨晩『影なき声』(鈴木清順監督 1958年)という邦画を見ました。1958年(昭和33年)といいますと、ブログ主が生まれる2年前です。東京タワーが完成した年で、これから日本の高度経済成長が始まるといった時代です。松本清張の短篇推理小説『声』が原作だそうです。大手新聞社の電話交換手の主人公が業務中に、たまたま強盗殺人犯の声を電話の受話器越しに耳にしてしまい、その後に理不尽な事態に巻き込まれるという . . . 本文を読む