六本松通信(旧能美・呉羽・博多南通信)

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本当に「反共」なのか?

2022年08月16日 | 時事
 8月10日の旧統一教会田中富広会長の発言で、もう一つ興味を引かれたのは「私たちの法人並びに多くの友好団体は創設以来、共産主義というものに対して明確に対峙してきました」(注1)という部分でした。確かに同教会は「国際勝共連合」という政治団体を組織して岸信介らと連携して反共政治活動をしていたことは事実です。ところが1991年11月30日、統一教会の文鮮明教祖は突如北朝鮮を訪問し金日成主席(当時)と会談し世界を驚かせています。それ以降は、金正日、金正恩らとも親密な関係を築いており、10年前に文教祖が死去した際に金正恩は同教会に弔電を送っていました。また、つい先日の8月13日には文教祖死後十年の節目として、北朝鮮政府は現教祖の韓鶴子氏に追悼文を送っています。
 このように旧統一教会と北朝鮮政府は、30年も前から、かなり親密な関係を築いています。これは別に秘密でも何でもなくて同教会が当時から日本で広報している周知の事実です(注2)。なので田中会長の今回の発言には何で今更「反共」などという黴の生えたお題目を持ち出してきたのか、良く分かりませんでした。私自身は、同教会をバックアップしてきた韓国政府が1987年に民主化宣言を行い、1990年にソ連と国交を結び、92年には大陸中国とも国交を結んでいるので、そうした変化に対応したものだろうと、30年前から思っていました。本当に今更のように、田中会長が上記のような言い訳じみた発言をしていることには、どんな理由があるのかを知りたくなりました。
 私は同教会が日本国民からかき集めた献金の一部が、もしも、もしも北朝鮮の核開発に流用されていたならば泣いても泣ききれないなと思います。これは冗談ではなく、旧統一教会側が7割、北朝鮮側が3割を出資して合弁会社「平和自動車」を設立し「口笛」という自動車の生産を行った実績があるので、満更あり得ないお話でもないのです(注3)。
(注1)田中会長の会見の全文はこちらで読めます。
  ⇒ https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/120753?page=4
(注2)故文鮮明師の声明文「北朝鮮から帰って」はこちらで読めます(同協会のニュースブログです)。
⇒ https://familyforum.jp/2013112225785
(注3)「旧統一教会と北朝鮮の自動車会社、巨額投資がもたらした〝功罪〟」⇒ https://www.zakzak.co.jp/article/20220815-H2U5WICVIRI2TCVGKG76NIV4O4/


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