今年は死者43人という大惨事となった1991年(平成3年)の雲仙岳の大火砕流発生から、この6月3日で24年になります。雲仙岳は、島原半島の火山群で普賢岳、国見岳、妙見岳の三峰、野岳、九千部岳、矢岳、高岩山、絹笠山の五岳からなる山体の総称だそうです。「三峰五岳の雲仙岳」とも呼ばれています。大火砕流を発生させた普賢岳が特に名前を知られていると思いますが、1991年の噴火で形成された「平成新山」が標高1,483mで雲仙岳の中の最高峰になっています。
上の写真は雲仙岳のふもとにある「雲仙地獄」という名前の温泉地帯です。そこら中に温泉が湧き噴煙が立ち込めています。雲仙地獄に接してホテルが立ち並んでいます(下の写真です)。