博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

準惑星ケレス

2015年02月20日 | 宇宙開発・天文

 NASAの宇宙探査機ドーンが、準惑星ケレスに去る12日、8万6000キロまで接近し詳細な写真(上の写真です。2枚ともケレスです)を撮影しました。ドーンが撮影したもの。ドーンは3月6日にケレスの周回軌道に乗り1年かけて詳しい調査を行う予定です。写真を見ると所々に白い斑点が見えます。これはなんでしょうか?科学者の推測では氷の平原だそうです。あるいは凍った湖か。昨年ケレスから水蒸気が噴出していることがわかっています。内部は比較的暖かいのかもしれません。私は小学生の時から、この天体に興味を感じてきましたので今からわくわくしています。土星の衛星エンケラドスのように氷の多い天体に多少でも熱がある場合は、生命の可能性が考えられないこともないからです。

 ドーンは、以前本ブログでも紹介させて頂きましたが(http://blog.goo.ne.jp/ss18m/s/%A5%C9%A1%BC%A5%F3)、2007年9月27日に打ち上げられ、2011年7月16日に小惑星ベスタに到着し1年かけて観測を行った後、2012年9月5日にケレスへ向けて出発しました。実に8年に及ぶ長い長い旅を続けています。惑星探査は長い時間がかかるミッションが珍しくないので、そうしたミッションと自分の人生とを重ね合わせてみることがよくあります。もっとも長いミッションは木星、土星、天王星、海王星を観測し太陽系を遠く離れつつあるボイジャー1号、2号です。私が高校2年の時に地球を出発し、今でも地球へ向けてデータを送っています。

写真はNASAのホームページから引用させて頂きました⇒http://www.nasa.gov/jpl/dawn/pia19056/


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