随分前に録画していた映画を見ました。表題の映画です。ルイ・マル監督 1963年公開フランス映画。モーリス・ロネ主演。日本初公開は1977年8月だそうです(ウイキペディアの記述より)。アルコール依存症で治療施設に入院している主人公アランがある朝呟きます「ぼくは明日の朝自殺する」と。主人公はまだ30代のようですが、既に頭に白いものが混じり年齢よりも老けて見えます。その後、主人公は48時間にわたってパリに住む旧友達を訪ね交流します。しかし主人公は旧友たちの平凡な日常を冷笑し、旧友たちも彼をどこか哀れみの目で見ています。そして衝撃の結末。ボートのオールで頭を殴られたかのうような衝撃を味わいます。他人にお薦めするのに思わず躊躇してしまう映画です。
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