博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

神権国家?

2022年08月17日 | 時事
 朝日新聞の一昨日の報道によりますと、・・・第2次岸田改造内閣で副大臣・政務官に任命された計54人のうち、約4割にあたる23人が「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」側と接点を持っていたことが15日までに確認された。教団側のイベントへの参加や選挙支援を受けたことなどを朝日新聞の取材に認めた。また、葉梨康弘法相も教団側との接点があったと明らかにした・・・(注)とのことです。岸信介以来の60年以上に及ぶ旧統一教会と自民党との連携関係の歴史を思えば、そう簡単に繋がりを切ることは難しいだろうとは、私も思います。私自身が旧統一教会・原理研の国内大学での跳梁を間近に目撃したのは、18歳の時でしたが、現在の私は今年62歳です。これほどの長い期間にわたって同教会と自民党は癒着を強めてきたのですから関係を断絶するなど不可能なのかもしれません。
 本ブログでは、岸信介と安倍元総理の同教会との関係をご紹介してきましたが、この二人だけではありません。1974年(昭和49年)5月7日に同教会が帝国ホテルで開催した「希望の日」なるイベントで福田赳夫蔵相(当時)は文鮮明教祖を「アジアに、偉大なる指導者、現る。その名は、文鮮明・・・」と気持ち悪いほど褒め称えています。恐ろしいのはそのリアルタイム映像が今日youtubeで、いつでも閲覧できることです(上の写真が、その場面で福田蔵相と文教祖が会場で抱き合っています)。動画はこちらをご参照ください。⇒ https://www.youtube.com/watch?v=M5lyQZtq5Ak
 福田蔵相は、このスピーチの2年後に内閣総理大臣に就任します。なぜ日本の首相になる人物が、他国の怪しげな新興宗教団体の教祖に、これほどまでのおべんちゃらを言わなければならないのでしょうか?これは今から48年前の出来事です。我が日本国は半世紀がかりで旧統一教会と一体化した「神権国家」になってしまったのでしょうか?

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