博多住吉通信(旧六本松通信)

 ブログ主が2022年12月から居住を始めた福岡市博多区住吉の生活や都市環境をお伝えします。

糸島半島の二見ヶ浦

2015年09月07日 | 九州の風物

 週末に家内と、移転後の新しい仕事場の近所の二見ヶ浦に車で出かけました(写真上・下)。二見ヶ浦は福岡県の名勝で、「日本の渚百選」「日本の夕陽百選」に選ばれています。糸島半島(3分の2が糸島市で、3分の1が福岡市で、二見ヶ浦は福岡市西区より)の西端近くにあります。上の写真の左側が夫婦岩で、糸島市の観光案内によりますと海岸から約150mの海中に屹立しています。古くから桜井神社(県の文化財)の社地として神聖な場と崇敬され、毎年5月の大潮の干潮を期して長さ30m、重さ1トンの大注連縄(おおしめなわ)が張られています。この2つの岩は、高さ11.2mと11.8mで、冬は玄界灘の荒波を砕いて雄大剛壮の観を呈し、春は波穏やかな海中に夫婦の姿を現し、古くは竜宮の入口として親しまれていました。伊勢の二見ヶ浦の朝日に対して夕陽の筑前二見ヶ浦として有名で、夏至の頃に夫婦岩の間に沈む夕陽の景観は格別だそうですが、この日は残念ながら曇りで夕陽を見ることはできませんでした。


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