NHKの報道によりますと、政府は、戦後、衆参両院が排除や失効の確認を決議した教育勅語について、先の閣議で、教育の唯一の根本とするような指導を行うのは不適切だとする一方、憲法や教育基本法などに反しないような形で用いることまでは否定されないとする答弁書を決定しました」とのことです。
私の教育勅語についての考え方は、3月27日に本ブログに記述いたしました。
こちらです。⇒ http://blog.goo.ne.jp/ss18m/e/92c14780ad8dc39e8ca8388b65a061bc
上の政府答弁書を素直に読めば、教育勅語を崇め奉れとは書かれておらず、教育現場の教員の裁量で教えてよいと書かれているように読めます。それなら私は以下のような観点で、教育勅語を反面教師として教育に活用したらよいと思います。
1)教育勅語が、いかに戦前戦中の日本国民の自律的な倫理感の育成を妨げたか
2)教育勅語が、いかに戦前戦中の日本国民に奴隷の道徳を教えたか
だいたい、この2点に絞って教材として活用するのがよろしいかと思います。すばらしい道徳教材になると思います。