羽花山人日記

徒然なるままに

連帯感

2021-08-23 16:40:32 | 日記

連帯感

バスに乗っていた時,降りようとした小学生の男の子が席に戻り,バスの中を探し回り始めた。そして,運転手のところに行き,PASMOが見つからないと訴えた。10人ほどいた乗客は,一斉に自分の座席の周りを探した。

結局,運転手の忠告に従って,小学生は自分のバックパックを探し直し,「あった」と叫んで降りて行った。乗客はみんな,「よかったね」と,口には出さないが,うなずき合い,そこはかとなく温かい連帯感が,車中に流れた。

 

マツヨイグサ

2021年8月阿見町にて撮影

宵待草と呼ばれることがあり,竹久夢二作詞の歌曲の題名になっている。南米原産の外来種で,19世紀半ばに観賞用として日本に導入されたものが,放生して野生化し,全国に広がった。

オランダの遺伝学者,ド・フリースが,この仲間のオオマツヨイグサを材料にして,20世紀の初めに,埋もれていたメンデルの遺伝法則を再発見し,さらに突然変異の現象を報告した。そんなわけで,なんとなくこの花には親しみを覚える。

 

横浜市長選挙

横浜市長選挙が終わった。わが孫の一人が,初めて選挙権を行使した記念すべき選挙だった。

あの街にカジノができなくなりそうで,良かった。

コメント (3)
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