
『二つ折りの戀文が、花の番地を捜している 』
蝶をみると、ジュール・ルナールの博物誌の蝶の詩を思い出す。
恋の旧字の戀は、『イトシイトシとイウココロ』と覚えたそう。
二人を結ぶ赤い糸、囁く言葉で心を繋ぐという意味かな。
わたしの初めての個展は東京でこの蝶の詩がテーマでした。
あれから四年…毎年、眠れる森としては
東京でイベントを主宰してきたけれど、
来年春、mica TAKEOとして、再び東京で
個展を開くことになりました。
わたしがアンティーク屋になる前
(スクワールをはじめたのは1999年)から、
ずっと憧れている方のギャラリーで。
お話を頂いたときは、本当に嬉しくて…。
同時に不安もいっぱいですが、今のわたしの好きを
最大限に表現できたらいいなと想います。
がんばります。

前回から、あまり日が開かずにBlog更新したのは
実はiPhoneアプリから書けるようになったからです。
これからはもうすこしマメに更新できそう。
そして、ますますパソコンから離れそうな予感…。
食いしん坊録で食べ物のことは綴っていたけれど
お出かけしたことを書いていなかったので
春から初夏のおさんぽ録はじまり。

まずは、わたしのおさんぽ時のバッグの中身…
ビスケットのエコバッグ、チョコレートの鏡、鍵、うわばみポーチ、
食パンのポーチ、星の王子さまの手帳、うさぎの傘、
デメルの猫の化粧ポーチ、ソーイングセット、ハンカチなど。
持ち物からも食いしん坊なのがわかります…。

うちから歩いて10分くらいのところにある古い洋館。有形文化財。
鬱蒼とした森の奥にあらわれた
ドラキュラ伯爵のお屋敷のよう。
長年、中に入ってみたいと想っていたのですが…

勇気を出して、ドアを叩くと
長い階段をゆっくりと降りて、
ドアを開けてくれたのは、
優しそうなおばあさんでした。
『ようこそ、お越し下さいました。こちらへどうぞ』

おばあさんの後について、
わたしも赤いビロードの階段をゆっくりとのぼりました。
そこはまるで童話の世界のようで、
おばあさんは魔法使いなんじゃないかと
どきどきしながら。

このお屋敷は、300年前のイギリスの客船の部材をつかって、建てられたそう。
映画でしか観たことないけれど、
遠い昔の優雅な船旅に想いを馳せながら。

ずっと中から覗いてみたかった大きなステンドグラスの窓。
実はここはステンドグラスの工房にもなっているのです。

体験講座で、ペンダントを作りました。

春の御所は、一面のシロツメクサ畑。

てんとう虫みつけた🍀

おさんぽ中にみつけた草花で標本づくり。
アンティーク風にしました。

『クライドルフの世界』展へ。
お花や虫たちの話し声が聞こえてきそうで、
本当に素晴らしかったです。
とくにバッタをこんなにかわいく描ける人は
他にいないんじゃないかなと想いました。

mina perhonenの期間限定cafeへ。
テーブルクロスも器もコースターも、蝶々でした∞

minaのちょうちょノートを買いました。

ずっと行きたかった旧前田公爵邸へ。
物語に出てきそうな深い森の中の洋館。

旧前田公爵邸の窓辺。

大好きなリスベート•ツヴェルガー絵本原画展へ。
創造力が素晴らしい。
絵本で見ているより、ずっと繊細な原画に感激。

Miss Daisyで アフタヌーンティー。

通りがかりの洋館の門番みたいなドア。

『かわいいキノコ、キノコの魔法展』を観に切手博物館へ。
入り口の消印の看板がかわいい。
キノコ展は素晴らしくすてきで、
中の常設の切手やさんもマニアにはたまらない雰囲気で、
一日中いたいぐらいでした。
またゆっくりいきたいなぁ。

切手博物館でうさぎ切手をいくつかみつけたので
だいぶ増えたうさぎ切手コレクション。

鹿の切手コレクションも。

珍しい複葉機のカタチの切手もみつけました。
今はもうない星の王子さまの50フラン紙幣は、
天神さんの切手屋のおじさんからのプレゼント。

飛行機といえば、
きのこ狩りをした森の奥に
ひっそりと零戦がありました。

産寧坂で忍者犬に出会いました。

雨の遊園地。

牧場へ。

ふわふわもふもふ

だいすきなヴォーリス建築の大丸ヴィラ。
母の病院のすぐ近くなので、通るたびに元気をもらっています。
いつか中に入ってみたい…。

三カ月分くらい遡って書いていたら
自分でも忘れてることもあったり。

まだまだ他にもあるのですが
長い長いおさんぽ録、
きょうはこのへんでおしまい♫