いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

靖国講談会・一龍齋貞花

2018年05月06日 06時39分19秒 | 心に留めた言葉
 5月3日及び5月4日の二回に分けて「パール判事と東京裁判」の講談が行われた。「極東国際軍事裁判所」を担当した連合国11ヵ国の裁判官の中で唯一人の国際法専門の判事である、インド代表判事ラダ・ビノード・パール博士ただ一人がこの東京裁判は「勝利におごる連合国の、今や無力となった敗戦国日本に対する野蛮な復讐の儀式に過ぎない事を看破し、事実誤認に満ちた連合国の訴追には法的根拠が全く欠けている事を論証し、被告団に対し全員無罪と判決する意見書を公にした」。
 その後、東京裁判が違法であることを世界中の政治家や学者が認めるに至った。博士は、裁判後国連国際法委員長などを歴任し、3回にわたって来日し「日本人よ、日本人に帰れ」と訴え続けた。特に、広島の原爆犠牲者慰霊碑の碑文『過ちは繰り返しませんから』の意味を知って激怒した。「誰が誰に対して誤っているのだ」「原爆を落としたのは日本人ではない」「日本の子供たち罪悪感を背負って卑屈、退廃にながされていくのを見逃せない」などと東京裁判の影響を憂い続け、昭和42年カルカッタで亡くなられた。平成9年11月京都霊山護国神社境内に博士の顕彰碑が建立さ続いて平成17年6月靖国神社境内にも博士の顕彰碑が建立された。

 顕彰碑に刻まれた「意見書の結語」
   時が熱狂と偏見とを やわらげた暁には また理性が虚偽から その仮面をはぎとった暁には その時こそ正義の女神は その秤を平衡に保ちながら 過去の賞罰の多くに そのところを変えることを 要求するであろう:ラダ・ビノード・パール

 一龍齋貞花講談師によって「東京裁判」が如何に矛盾に満ちた法を無視した復讐裁判であったかを数々の資料を明示、掲げながら熱弁を振るわれた。現在の日本社会の混迷、歴史認識、教科書問題、反日の丸の偏向教育などの原点は、おしなべて『東京裁判』にあるとする声が大きくなりつつある。

 街の灯りが とてもきれいね ヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ…と昭和44年に「いしだあゆみ」が歌ったその彼女が出演した映画は、平成10年5月23日から上映された東映映画『プライド 運命の瞬間』を素材にその矛盾を浮き彫りにし、一方的な断罪に異議を申し立てて日本人の誇りを取り戻そうとするいわゆる「東京裁判史観(戦前のことはなにもかも日本が悪かったという歴史の見方)を批判したものである。

 政治評論家の故三宅久之氏は『憲法9条があるから他国が攻めてこないというなら、台風は日本に上陸するなと憲法に書いてもらいたい』。
         

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