薔薇と勝負！

　先日妻たちは東京・新宿御苑へ出かけ薔薇を鑑賞した。薔薇はさして有名ではないが園内は日本庭園、フランス式整形庭園、イギリス風景式庭園など鑑賞するのには事欠かない。そして帰りに、原宿は落ち着かないしのんびりしたいねと明治神宮御苑で菖蒲を楽しんだと相当歩いたようで帰宅してからはつかれたわ！と。
　私は仲間と横須賀市の「しょうぶ園」へ出かけた。紫陽花も今盛りと色とりどりの色を演出している。しょうぶ苑には７０００㎡の田に４１２品種、14万株が次々と花を咲かせている。
　「いずれアヤメかカキツバタ」と言われるようにじっくりと鑑賞しないとどの花も同じに見えてしまう。
　アヤメ…葉の中脈は目立たず幅はせまい。乾燥地や傾斜地、原野に成育（アヤメ科。
　カキツバタ…水湿地に生える植物で葉が花茎より長い（アヤメ科）。
　ハナショウブ…ノハナショウブからつくられた園芸品種。いろいろな花形がある（アヤメ科）。と栞に説明されている。

　新緑に囲まれて自然の様を味わうのは心を洗われた様な清々しい気分になる。桜が咲くお花見ではないが、色々な花景色を愛でながらの友との歓談もまた楽しいものである。
　当所には、椅子、畳の休憩部屋があり園内を一巡しての一献はまた格別な味である。日ごろ室内のダンスに興じていると一層の開放感を感じる。
　妻が鑑賞した薔薇と私が鑑賞したしょうぶで共に自然の楽しさを味わった。