いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

沖縄全戦没者追悼式あいさつ

2013年06月24日 07時38分03秒 | 兎に角書きたいの!
 6月23日、安倍晋三首相は沖縄全戦没者追悼式で以下の通りのあいさつ(要旨)した。

 わが国の暦には格別の意味を持つ日付がある。老いも、若きも、静かに目を閉じて、私たちがどこから来たかを振り返り、自らに問う日だ。
 今日はそうした日だ。沖縄で失われた20万人もの尊い命、痛ましい犠牲、筆舌に尽くし難い苦難の歴史を経て今を生きる私たちがあること、平和、安全、自由、繁栄を享受していることをかみしめる日だ。

 沖縄の人々に刻み込まれた心の傷はあまりにも深く、後の世に生を受けた者がその痛みを分かち合えると思うことは不遜だ。しかし、より深く理解し、常に思いを致す。そうあり続けなければならない。
 私は沖縄線から68年を迎えた本日、全国民とともにまぶたを閉じ、沖縄が忍んだ犠牲、人々が流した血や涙が自分たちを今日あらしめていることを深く胸に刻み、静かに頭を垂れたい。

 これまで沖縄の人々がしてきたように、私たちの祖父母、父母たちがしてきたように戦争を憎み、平和を築く努力を惜しまぬ国民として、また明日から未来に光明を求める歩みを始めなくてはならない。

 アジアの玄関口に位置する沖縄は、大いなる優位性と限りない潜在力を持っている。沖縄の振興は国が進める政策の重要な柱だ。沖縄の発展は日本の将来を牽引するものだと確信しており、私が先頭に立って、沖縄の振興を総合的に、戦略的に進めていく。

 米軍基地の集中が、いまなお沖縄県民の大きな負担となっている。沖縄の負担を少しでも軽くするよう全力を尽くすことをあらためて誓う。

 この挨拶文をじっくりと読んでいただきたい。沖縄の現状、日本を信念に基ずいて発展させていこうとする確固たる文言で意思の表明を語っている。…思う!…したいと思う!などの曖昧な言葉を使っていない。

 自らに問う日だ・かみしめる日だ・続けなければならない・頭を垂れたい・進めていく・あらためて誓うなど!
安部総理、自民党にこの日本を進化させていく実行力に期待してやまない!

コメント
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