いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

民主党の存在意義を問う!「0増5減」法案審議拒否!

2013年06月22日 07時21分07秒 | 兎に角書きたいの!
 今朝5時に朝刊を広げた。以下の記事に煮えくりかえるほどの怒りを感じた。
「衆院選挙区定数『0増5減』に伴う区割り改定法案は、参院で審議入りしないまま60日が経過し、憲法が規定する『みなし否決』の対象となった。院としての意思を示せなかった責任は参院第1党の民主党にある。党利党略で『良識の府』という看板に泥を塗った…」と。

 そもそも議員定数削減を大々的に広報し議員改革に積極的にアピールしてきた民主党。野田佳彦前首相が平成24年11月に衆院解散の前提とし、民主党も賛成して成立した「0増5減」関連法案に基づいて提出された法案を60日間も放り投げていた。

 民主党は日ごろから物事に対して議論、議論!熟議国会をと口先ばかり良いことを言って現実にぶつかると反対や問題の焦点をぼかし強風を避ける。
 法案が4月23日に衆院を通過して以来、民主党は与党側に衆院の大幅な定数削減や抜本改革への熱意がないとし、みんなの党の「18増23減」関連法案との並行審議を求めて作為的に審議入りを阻止してきた。

 「18増23減」の内容は知らないが結局は「0増5減」(23-18=5)を基本に複雑化して定数削減を阻止しようとしている。

 今朝の朝刊記事からこのような民主党の存在意義に大いに疑問を抱いた。7月に行われる参議院選挙に当たってはこの審議拒否の実態を大いに取り上げて問題にすべきである。このような政党が参議院で第1党を占めた結果議員定数などの改革はできないということを国民にその実態をあからさまにした責任は大きい!

 これは民主党の存在意義よりも参議院の存在意義が問われる。私は一院制が良いと思っている。その上で衆議院の定数を大幅に削減し歳費を大幅にアップする。また議員定数削減などの議員に関する改革は国会議員に任せていては出来ないと言うことを国会議員自身が証明した事実である。国会改革は議員自身に任せては日本は衰退するばかりである。

 憲法改正にしてもそれ自体が軍事力に勝る「抑止力」となることを国会の先生方は十分認識して欲しい!参議院選挙では民主党の国益を損ねる党利党略、自己保身が最優先の体質を暴き選挙に挑むべきと思う。民主党最後の良識を示す機会を自ら放棄したことは民主党の今後の趨勢を暗示した暴挙であった!

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする