いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

もてる男の十か条

2010年01月22日 07時59分57秒 | 兎に角書きたいの!
「いちみえ、におとこ、さんかね、しげぇ、ごせぇ、ろくおぼこ、ひちぜりふ、やぢから、きゅ~きも、とひょ~ばん」の十か条

 一見栄、二男、三金、四芸、五精、六おぼこ、七台詞、八力、九肝、十評判このうち一つでもその身に備わっていたら女性にもてるということ。

 一 見栄はなり、形を言い気の利いた身なり、格好を指す

 二 男は顔かたち男前

 三 ずばり金。「惚れグスリ、何がえぇかとイモリに聞けば、今じゃわしより佐渡が土」(佐渡島の土は金(きん))

 四 芸は芸事。粋な芸を持てば女性が惚れる

 五 精は精を出して一生懸命真面目に働くこと

 六 おぼこは純情。年増が惚れる

 七 台詞はセリフが立つと揉め事や喧嘩などの仲裁をうまく収める

 八 力は値打ちのある力。義侠心に富むこと

 九 肝は肝っ玉、度胸。

 十 評判は人望。評判がよければどんな人だろうと顔を見ずに惚れられる。

 これは、上方落語の「いもりの黒焼き」で語られる「男がもてる十か条」である。人それぞれにいいところは必ず持っている。もてる男の要件が10個もあるから。
 落語「いもりの黒焼き」は、もてる男の10か条を語り最後にイモリの黒焼きの効能をどたばた調で語られる。

 落語では、「金(かね)」の力は三番目に上げられている。この世の中は金が大見得を切ってまかり通る。金の力は偉大である。4億円もの金が手元にあったらどのように使ったらいいだろう。地下鉄が地下にもぐる謎を考えるように毎日が眠れず身が細ることだろう!

 民主党の総理大臣は毎月1,500万円の小遣いを貰い方や党の幹事長は何億円という金がこつこつと貯めた結果だと言う。日本は真面目に「精」を出しこつこつと貯めれば何億とも言うお金が貯まるいい国なのである。明日に希望を持って働こう!
コメント (1)
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