いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

 墓前での不思議!

2009年05月11日 07時58分11秒 | 兎に角書きたいの!
 今日は長女の命日。平成12年5月11日娘は結婚二年目で病に倒れ享年34歳であった。

 昨日、日曜日であり家内と墓参りに出かけた。墓前にはきれいな花が飾られていた。誰だろうと妻と話しをしながら持参した花を供えた。娘には仲の良い友達が3人いた。娘に代わって今でも年賀の交換をしている。その内のAさんかなととの思いはある。

 と、前方から男の人が花束と線香を持って近づいてきた。その男性は亡くなった娘の連れ合いであった。娘が好きなトルコキキョウを持参、私どももトルコキキョウを3種類持参した。彼も3種類。不思議なことに花の色がダブルことはなかった。

 彼は再婚し東京にいる。車できて朝早く出たのであろう背広姿で娘に会いに来てくれた。毎年墓参りをしている。墓前であったのは初めてであった。ということで娘の墓前には3人が供えた花が太陽の光を受けながら微笑みの表情を浮かべているようにトルコキキョウは華やいでいた。

 @ 桜花うち重なりておぼろおぼろ花の彼方に亡き人の声
       中竜寿美乃作

 @ うそでせう 嘘でせう 嘘でせう 五月の部屋にかえらぬ吾子
       金子 球恵作
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする