いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

加齢者のダンスレッスン

2006年01月11日 09時08分54秒 | シルバー社交ダンス風景
 十個近いダンスサークルに所属しているが、どのサークルも女性上位の人数
である。従って、踊る順番、踊る相手のことでもめごとまでは行かないが、ス
ムーズにスタートしたことが無い。
 その為、男女番号札を胸につけ次は誰と踊るか分かるような方法をとってい
るが、それでも前記の通りでなかなか番号通りに並べない。あちこち散歩する
ご婦人が多々見られる。踊る番になっても椅子に腰掛けている人、話に夢中に
なっている人、番号を呼んでも私じゃないとすましている人などなどその状況
は幼稚園と変らないだろうと思う。
 これは女性に限ったことではなく、踊り始めはリーダーが未だそのステップ
を思い出せずに、他のサークルのステップを踏んだり、Aのステップで踊るのに
Bのステップで踊ってみたり、場所が変ると全くでたらめのステップで踊ってし
まう。など、これは加齢者には加齢者なりの身体の働き、脳の活用が行われて
いる証拠で順調に年を重ねているんだと認識し、お互いそれを楽しんでいる。
 これが我々加齢者の健康維持方法である。そこには何時も笑いがある。笑い
は健康の元などの屁理屈をたたきながら踊っている。これがシルバー社交ダン
スの真骨頂か。少なくとも私が所属するダンスサークルの実態がこれである。
コメント (2)
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