天空の土木作業

鉄道模型レイアウトの制作記録

引っ越しの始まり

2017-04-03 | レイアウト


この場所でレイアウト作りを楽しんでちょうど20年目を迎えました。
当初は7両対応のものでスタートしたものの、欲が出て長大編成対応に変更。
しかし操作性が悪く、曲線が急でしたのでゆったりしたものに再度変更し、そこに雨漏りが発生して大幅にプランを変更。
その後はコツコツと作業を進めながらも、転勤や昇進などでなかなか作業が出来ない日々が続きました。

そんな折、この場所をいよいよ退去しなくてはならない日が来ました。
安住の地ではないことは重々承知していましたが、なんとかレイアウトが完成することを夢見てきただけに、その残念さは言葉では言い表せません。
できれば雑誌やコンテストに応募したかったのが本音です。

とはいえ、まだ時間もありますので、今ある状態をほんの少しだけ進めて、走行写真や動画を撮影して十分に満喫してから解体しようと思います。
車両や雑誌の引っ越しもありますので、これまで走行させていなかった車両を画像に収め、終わったものから移動させていくことにしました。



TOMIXの「ノスタルジックビュートレイン」です。
製品は客車がリニューアルされ、DE10がリニューアルされた時に編成内容を変えてと、3回発売されたかと思いますが、私が持っているのは2回目のものです。
カプラーを交換したくらいで、特に何もしていません。
画像を見てみると鉄橋周辺のホコリがすごいことになっていますね。



TOMIXの急行「よねしろ」です。
急行として残っていた国鉄型車両ですし、電動サボやリクライニングシートの設置と実車は大変魅力的なものだけに購入しましたが、緑味がやや強い気がしています。
特徴の一つの電動サボもシールかデカールかの処理でしたので、私にはやや残念な製品です。
それでも、最初に購入したハイグレード製品のキハ58系シリーズでしたので、思い出には残っています。



TOMIXキハ58系列「新広島色」です。
専用のブックケースに入っていましたが、なぜか2両しかありません。
一時期オークションやバザーでコレクションを整理していた時期がありましたので、そのためだと思います。
確かに、新広島色の4両ってなかなか見た記憶がありません。
ハイグレード製品だけに、これも特に手を加えていません。



その、同じブックケースに入っていたのがグリーンマックスのキハ23系でした。
この形式がグリーンマックスから発売されたときの衝撃は大きく、よく覚えています。
なんせ、カプラーはTOMIXのTNカプラー。他社のカプラーがそのまま入っているのが驚きでした。
そして塗装済みボディ。標準色や東北色など、いくつかバリエーションがあったと思います。
モーターは残念ながら動きませんでしたし、デカールが変色してところどころ見苦しいのですが、それがかえってリカバリーさせてやりたいという気持ちになります。
思い出しました、これが単体で動かないから、TOMIXの同じ新広島色キハ58系を購入して、こっちをせめて飾りに活かそうとしていたのでした。
いずれ小さなレイアウトで、キハ58系と23系の交換シーンなんて妄想がわきます。



TOMIXの急行「ちどり」です。
新色・旧色2両ずつ、4両セットでモーターは1両だけという、親切なのか不親切なのかわからないセット構成で販売されていました。
新色の4連がやりたくて、2セット購入し、旧色2両を放出したように記憶しています。
運転区間短縮で急行「みよし」になりましたが、最後の国鉄型定期昼行急行ということで、押さえておきたいコレクションかなと思っています。
185系「踊り子」を彷彿させる大胆なカラーリングも好きです。斜めストライプや斜め塗り分けの気動車が流行りの時代がありましたね。
この製品は急行サボや号車札も貼っています。



そのセットの片割れ、旧色「ちどり」です。
ネットで画像を見てみますと、広島色や標準色との併結なども多くみられますので、割と遊べるかもしれません。
こうして広島地区の気動車を並べてみますと、赤い色が特徴の旧広島色も1両くらい欲しくなります。



165系167系「しんせんやまなし」号です。
マイクロエースからイベント限定で発売されていた167系を、KATOの「パノラマエクスプレスアルプス」で挟めるようにカプラー交換を行い、10両編成で走らせました。
もちろん、PEAだけでの走行も可能です。しかし、モーターの協調が悪く、どちらも滑りもしないため脱線が頻発。
さらなる加工が必要のようです。



「カートレインユーロ名古屋」です。
つたない製作記事があります。
http://blog.goo.ne.jp/admin/editentry?eid=0a7e92e884afadd974466e1db84996e8&p=5&disp=10

せっかくの写真ですがパンタグラフを上げてませんね。
これはかなり気に入っている編成ですので、いつか動画を撮影したいと思います。



最後に、友人製作の「あすか」です。
どうやったらこんな芸術作品が生まれるのか。見せてもらうたびに惚れ惚れします。



2ヵ月に1度くらいしか走行しないレイアウト。そのため、レールの汚れはひどく、いつも動かす前は掃除から始まります。
その時に大活躍してくれるのが、KATOのEF65-500番台です。
一時期はプレミアがついて、中古ショップでは大変な価格がついておりましたが、やがて再生産されました。
その時に銀河モデルのF型改造パーツ共々購入し、いつかはF型重連でレサ特急貨物をやるぞ!と意気込んでいましたが、やや長い胴体を何とかできないか思案しているうちに時は流れ、TOMIXからF型完成品まで発売されて、今に至ります。
いつの日か当初の予定はこなそうと思いますが、今はフライホイールの特性を活かし、車輪に集電性向上剤「LOCO」を塗りたくってレイアウトを周回してくれいています。
3週も走ると快調に通電するようになり、大変重宝してくれています。縁の下の力持ちといったところでしょうか。

あと1か月は作業にあてて、そこから動画や写真を撮影し、悔いのないよう楽しみたいと思っています。

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