天空の土木作業

鉄道模型レイアウトの制作記録

街セクション3

2014-02-14 | レイアウト
街セクションと駅の上り方部分の作業です。




サブテレインシステムで作っていた勾配を取り払い、TOMIXの製品に交換しました。
思っていたよりも緩やかな勾配で本線をオーバークロスできそうです。
線路はウッドブラウンをエアブラシで塗装しましたが、レールへの喰い付きが悪く、そのため、余分に塗料を吹き付けた為、バラスト部分への塗装が濃くなりすぎてしまいました。
また、TOMIXのカント付きレール自体が、濃いめの灰色で形成されているので、ウッドブラウンではコントラストが強く出過ぎて不自然な感じになったと思います。
エアブラシは再度、挑戦しようと思います。



本線から駅へ向けての分岐部分です。
下り本線は上り本線を平面クロスで跨ぎます。
上り・下りとも、この先を完全選択式のポイントで結べば、上下どちらからも出し入れ出来る配線になると思い、製作しました。
しかし、完成してから眺めてみると、あまりこの様な配線は国鉄・JRには少ないようにも思います。
どちらかというと私鉄線で良く見るような配線です。



気になって図にしてみました。ポイントレール3か所を全て完全選択式にすれば、片渡りポイントの組み合わせで電気配線的に何の問題もないことに気付きました。
下り線を走ってきた列車は一旦上り本線に渡り、分岐していくこの配線の方が落ち着いて見えいます。
ただし、この場合は全て完全選択式のポイントレールを使用しなくてはなりませんが、旧製品のポイントレールが多数手元にありましたので、今回は変更せずに進めていくことにします。



本線から分かれた2つの線を駅に向けて走らせます。コルク道床を敷いて、PECOのフレキシブル線路を敷きました。



駅の手前に完全選択式のポイントレールを設置して合流させ、構内で再度分岐させます。
これで、上下どちらの列車も任意の線に進入することが、ポイントの切り換えのみで可能になりました。
線路は駅本屋で行止りになりますので、本線を下ってきた列車がこの線に入り、上り列車として折り返していくことが可能です。
ホームに掛かる線路はコンクリート枕木にしていて、手前の線路は木製枕木と区別しています。
この木製枕木の一番手前の線路は架線柱を立てず、車両の出し入れに使えるようにするつもりです。



駅側から風景を切り取って見てみると、本線が複々線のようで、京浜東北線と山手線をここに並べたくなりますが、完成すればぐっとローカルなイメージにするつもりです。
本線とは別に、右手に大きくカーブを描いているのは非電化線です。
リニューアルの際、非電化線のことをすっかり忘れていて、カーブがボードに収まらない事が後になって判り、継ぎ足す羽目になりました。
いつもながら計画性の無さに情けなくなります。



気晴らしに183系を運転しました。
TOMIXの485系やEF81などは、スノープロウが低い所についていてレールの繋ぎ目に無理な段差があると突っ掛かります。
ドキドキしながら運転しましたが、スムーズに走行してくれました。
それにしてもこの編成は、3両でコンパクトに運転ができ、7両でも運転できて、さらに顔が4種類もあり、遊べます。