ビンボー生活マニュアル

いかに安上がりに過ごすか

DUTTONレーベル『ディヌ・リパッティ(p) シューマン ピアノ協奏曲』を鑑賞。

2011-06-09 22:47:15 | 日記
昨日の古川氏がソユーズにて宇宙に出発した報道。

『ウルトラセブン』ファンの古川氏に合わせ、ライブラリから見付けたDUTTONラボラトリー販売の『ディヌ・リパッティ(p) シューマン ピアノ協奏曲』を早朝の入浴時に聴く事にした。

その昔、勤め帰りにTOWER RECORDSで見付けて買ったんだったなぁ。買った時に1~2回聴いた位か。

DUTTONラボラトリーはえげれすのレーベル、SPからの針起こしによるマスタリングで有名だね。最近は新録にも力を入れているそうだ。

レコーディング・データを確認すると1948年10月9~10日、ロンドン第1アビーロードスタジオ、レコード・プロデューサーはウォルター・レッグ、オケはレッグが1945年に創立したフィルハーモニア管弦楽団、棒振りはカラヤン。オリジナルSP盤はEMI製。

プレスはオーストリアで行われ、ライナー等の印刷はドイツなんだそうだ。国際色豊かなCDだなぁ。

針音は全く確認出来ずこれがSP盤の音か? と思う位ダイナミックレンジが広い。久し振りに名演が聴く事が出来たね。

33歳の若さで、悪性リンパ腫でこの世を去ったリパッティ。このCDは死の2年前の録音だ。

21世紀に入るちょっと前、フィリップスが『20世紀の偉大なピアニスト全集』で2枚組みCDを100セット、全部で200枚になるというシリーズを販売していた。

リパッティの『シューマン ピアノ協奏曲』はこちらのシリーズでも持っているんで、聴き比べて見るのも面白いかも知れない。音源はこちらも同じくEMIのSP盤を使用しているし。

『20世紀の偉大なピアニスト全集』はコンプリートに揃えたかったんだけれど、何やかんやで、結局それは叶わなかったな。

現在、この輸入盤CDシリーズは全て廃盤扱いになっているそうだ。国内盤も販売されていた様だが、国内盤も同じ扱いなのかね?

ちょっと無理をしてでも買い揃えておきたかったなぁ。


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