いっぽいっぽまたいっぽ

今年度44歳。14年前に地元の役所に就職した田舎者が、巨大組織で働きながら、日々思うことを綴る日記です。

「かもしれない」人生だった私。

2014-06-24 23:08:42 | 日記
昨夜、彼女にカミングアウトしたこと。


大学時代にまだフラフラ宙ぶらりんだったころ、

高校時代に好きだった女の子数名が進学した先を、

「自分探しの旅」に混ぜ込んで行ったこと。


あくまで、周囲から聞いた「進学先」なので、

確証はなく、

「行ってみたら会えるかもしれない…」

「あのマンションに住んでいるかもしれない…」

「もしかしたら急にマンションから出てくるかもしれない…」

なんて想像を膨らませながら、旅をしていたこと。



笑う彼女が思わず言ったこと。

「もしそこで本当に会えたらどうしてたの?」


笑う私が思わず言ったこと。

「多分とっさに隠れたか、

 会わないように物陰から見てたと思う…」



「…かもしれない、…かもしれないって面白いね(笑)」

と笑う彼女。



私自身、彼女にそれを話しながら、

「あぁ、そんな時期があったなぁ…」としみじみ振り返った。



自分でも、おかしな時期だったと思う。



でも、そういうおかしなことを経てないと、

きっと今の自分はない。


人が聞いて笑うくらいの失敗談とかがあって、

なおかつ自分自身も笑える過去となって、

初めて昇華される経験なのだと思う。



「かもしれない」人生。

昨夜、命名した私の人生。



さすがにもうこの歳で同じことはしないけれど、

感受性が強く、想像力が豊か過ぎる、

私の私たる証拠なのかな、と

振り返ることができた一夜でした。
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