2014.10.15 久々の読書。『虚ろな十字架』

夏が終わり、燃え尽き症候群だと書いた。
半ば焦るように、目標を探そうとした。

とりあえず、読書が必要かも、と思い、
なかんずく興味が湧いた本を幾つか買った。

その一つ。東野圭吾の『虚ろな十字架』。

久々の読書で、購入時にはそんなに興味も
なかったので、少しずつ読みはじめ、
数日かけて読み終えた。

昔娘を殺され、
その後別の人間に別れた妻をも殺された男が、
元妻の足跡を辿る中で「死刑」を考えるとともに、
妻殺害の真実を解き明かす…

身内を殺された被害者遺族の思い、
そして加害者家族の気持ち。
今まで気にしなかったことを気付かされた。

また、自分に照らし合わせると、
これから彼女と無事結婚でき、子どもが出来れば、
命に対してどう向き合うのだろうと
想像を巡らされた、印象的な本となった。

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というわけで、命、妻、子ども。
私は最近、そのワードに敏感なようだ。

昨日、レンタルＤＶＤで『そして、父になる』を観た。
これも、結婚と子ども、命に興味が湧いた結果だ。

映画で泣いたのは久しぶりだった。

そういうところから、自ずと私の下半期のテーマが
見えてきているような気がしている。

2014.10.15 4連休明けの仕事。

4連休のうち、3日間はダラダラとのんびり過ごした。

ラスト1日は、彼女とブドウ狩り。
そして新居探しに物件の見学を行なった。

だから充実したのは最終日のみ。
でもダラダラの3日間は、それはそれで良かったと思えた。
3日かけて、頭が空っぽにできた。
もちろん台風の心配は常にあったが、大した心配にはならなかった。

そんな連休を明けての今日の仕事。
特にブルーにはならなかった。
むしろ、

「そろそろ仕事しなくて大丈夫か？」

という、意欲にも似た気分になった。
ま、少しだけだが。

最近は人間関係はぼちぼちといったところか。
一時期のヤキモキ、イライラするような雰囲気は、個人的にはないと感じている。

いや、私が少し意識を変えたからか…

そもそも今までの私が正しかったかというと、そうは言い切れないのだ。
この調子で、残り半年進んでいきたいものだと思えている。


連休明けでもしんどくない。

それはこの職場の良し悪しを図る、ひとつの物差しなのだと思った。