さてさて、昨日の久しぶりの日記につづいて、今日はヘリハイクの二日目について書いてみたいと思います。
初日、山の尾根をハイキングすることのすばらしさに目覚めた私とダンナは、翌日の希望をマウンテニアリング(山岳系)ハイクで出したのです。
翌日軽装で現れた私に、ガイドさんから防寒服を持っていくように提案された。防寒着??と少し疑問に思ったが、出来るだけ上着ももって、持ち物リストにあったからもってきてあったフリースの帽子・手袋なんかをもっていくことに。
ガイドさんが靴をチェックしてくれるとのことで、私が普段はいているハイキングブーツを見てもらった。きちんとアウトドアの専門店で買ったものだったのだが、これだと今日のハイキングには不十分とのこと。専門の登山靴をすすめられ、無料で貸し出してもらえるというのでかりることに。それ以外にガイドさんが私達のために用意してくれているものをチェックすると、ヘルメット、ビッケル、ハーネス、ロープ。。。普段使ったことのないようなものが続々と。。。ちょっとさすがにビビッてきました。。。
何はともあれ、言われるがままに用意をし、いざヘリコプターにのって、山の天辺へ。たくさんの氷河を間近にみて、感動していたら、その真ん中におろされました。びっくり。氷河は山の尾根の北側にあって、尾根はちょうど地面と氷河に境になっていたので、尾根まで荷物を移動して、これから始まるハイキングの準備をしました。
こんな感じ。
そして、登ってきた氷河側のなだらかな斜面とちがって反対側は絶壁。。。でも眺めは最高!ということで、今のうちに、写真をとっておきました。
なぜ今のうちか。。。というと、山岳系ハイキングは常にロープでお互いをつなぎ合って、一定の距離を保ちながらあるくのです。そうしておくと、一人が足を滑らせても、大概他のメンバーで引っ張り合って惨事に至らないからだそう。なので、初めてつながれてのハイキング。いつもは自由気ままに写真取ったり、おしゃべりしたり。。。ですが、今回はもくもくと距離を保ちながら、足を踏み外さないように一歩一歩尾根づたいを歩いていくことになります。
両側にきれいな景色が続いていますが、なにせ、ロープを張りながら一定の距離を保って歩かなくてはいけないので、残念なことに途中で写真取る暇がまったくありません。
やっと途中で休憩できるところに出たので、ガイドさんに綱をはずしてもらい(なんか飼い犬みたいな気持ちになりますが。。。)少し、写真をとりました。本当に天に近いところにいるなぁという実感がわいてきます。
そして、人の作ったものが360度まったく見えない場所に自分がぽつんと立っていると、実感として、地球も惑星だなぁなんてちょっと感じました。他の惑星の自然ってどんなんだろうなぁなんて、少し詩人めいたことも考えたりして。
気を取り直して、ロープをつなぎなおし、今度は尾根から氷河側におりて、氷河を違う方向に山の頂上目指して登っていきます。
後ろを振り返るとこんな感じ。
氷河の境の尾根を、ずっと向こう側から歩いてきたです。なのでスタート地点は写真の右上あたりの尾根。そして尾根づたいを途中からはずれて、氷河を登ってきているわけです。
が、先を見ると、実は結構な斜面。雪山(氷河山?)を登るのって結構大変。。。私達が目指しているのは、右側上にチラッと移っている岩山の天辺。先は長し。この写真だとほんの一部しか写ってないのでわかりずらいのだけど、実は結構急な岩山。。。あんなとこの天辺なんていけるのかしら?とちょっと不安に。
ちなみに、私のすぐ前はガイドのポール。彼が安全なところを選びながら導いてくれるので、登山初心者の私達も安心というわけですね。安心なはずだけど不安な私。
やっとの思いで岩山の前について、今まで杖代わりにつかっていたビッケルをここへ置いていくようにといわれました。なんのことないですねー。やっぱりーーーという感じもしますが、ここからは、ちょっとしたロッククライミングです。ガイドさんに導かれ、人々が二人づつ綱につながれて頂上へ連れて行かれる図。
下から見てると、自分にできるのかなぁと不安になります。両側崖ですし。。。実際やってみると思ったとおり、何箇所か「無理」と思う場所も。一部、本当にロッククライミング状態で、足を引っ掛けるところもあまりないのに、無理だーと何度か弱音を吐く私。ガイドさんに叱咤激励されながら、なんとか時間をかけて頂上へ到着ー。達成感♪ここで天に一番近いランチ。
ランチをたべながらの眺め。
意外と頂上せまいんです。。。ガイドさんからは危険だから立たないようにといわれました。
360度色々な眺めが楽しめます。
この最後の眺めで来た道を振り返りました。こう見ると意外と近いのに、ここまで来るのに約3時間。。。長かったような短かったような。
ランチを食べ終わったグループ(というか先に来ていたグループ)から順に下におりていくことになりました。
ランチを食べつつも段々またナーバスになってくる。。。登るのがアレだけ大変だったら、降りるのだって大変なはずだよなぁ。と。。。
降りていく人は段々小さくなっていくが、途中からもう私のいるところからは見えなくなってしまう。一体みんなどんな風におりてってるんだろうか。。。それに、段々雲行きも悪くなってきて、頂上は段々強い風が吹くようになってきた。さらにナーバスに。。。
自分たちが降りる番になってびっくり。上がってきたのは、尾根づたいだったが、降りる時は来たところを帰るのではなく、崖くだり?こんなの映画とかでしかみたことないんですけど。かなりビビッている私に、ガイドさんはちょっと笑ってました。初めてで要領を得ない私は、何度か崖壁に激突。でもなんとか降りてこられた。神様に感謝。降りてきてから思ったけど、ロープを信用してリラックスしながら降りてくれば、あんなに激突しないですんだだろうなぁと。私はあまりに緊張して、崖を歩きながら降りてきたのです。でも、タダぶら下がってるだけの方が安全に降りて来れるらしい。なるほど。って今聞いてもおそいけどね。。。
これは私の次に降りてきたうちのだんなが、すいすいと崖を降りてくるところです。
色々大変だったけどすごい達成感がありました。今日のハイキングはほぼ終了。15分ほど氷河を下った平らなところで、ヘリコプターを待ちます!
ヘリを待ってる途中振り返ると、今日登った岩山。記念にパチリ。ちなみに左側の岩の天辺が、ランチ食べたとこです。写真ではちいさくみえるなぁ。実際の岩山はかなり大きかったんだけど。写真ではなかなか大きさが伝えられないのが残念。
またやってみたいなー。登山系ハイキング。でも、ガイドさんに言わせると、この日やったのは初心者向けなんだそうで。それでもかなり難しかったから、やっぱり難しいかなぁと思いつつ、やっぱりまた挑戦してみたい!!
この日が一番天に近かったかな。
3日目以降はまたそのうち。
初日、山の尾根をハイキングすることのすばらしさに目覚めた私とダンナは、翌日の希望をマウンテニアリング(山岳系)ハイクで出したのです。
翌日軽装で現れた私に、ガイドさんから防寒服を持っていくように提案された。防寒着??と少し疑問に思ったが、出来るだけ上着ももって、持ち物リストにあったからもってきてあったフリースの帽子・手袋なんかをもっていくことに。
ガイドさんが靴をチェックしてくれるとのことで、私が普段はいているハイキングブーツを見てもらった。きちんとアウトドアの専門店で買ったものだったのだが、これだと今日のハイキングには不十分とのこと。専門の登山靴をすすめられ、無料で貸し出してもらえるというのでかりることに。それ以外にガイドさんが私達のために用意してくれているものをチェックすると、ヘルメット、ビッケル、ハーネス、ロープ。。。普段使ったことのないようなものが続々と。。。ちょっとさすがにビビッてきました。。。
何はともあれ、言われるがままに用意をし、いざヘリコプターにのって、山の天辺へ。たくさんの氷河を間近にみて、感動していたら、その真ん中におろされました。びっくり。氷河は山の尾根の北側にあって、尾根はちょうど地面と氷河に境になっていたので、尾根まで荷物を移動して、これから始まるハイキングの準備をしました。
こんな感じ。
そして、登ってきた氷河側のなだらかな斜面とちがって反対側は絶壁。。。でも眺めは最高!ということで、今のうちに、写真をとっておきました。
なぜ今のうちか。。。というと、山岳系ハイキングは常にロープでお互いをつなぎ合って、一定の距離を保ちながらあるくのです。そうしておくと、一人が足を滑らせても、大概他のメンバーで引っ張り合って惨事に至らないからだそう。なので、初めてつながれてのハイキング。いつもは自由気ままに写真取ったり、おしゃべりしたり。。。ですが、今回はもくもくと距離を保ちながら、足を踏み外さないように一歩一歩尾根づたいを歩いていくことになります。
両側にきれいな景色が続いていますが、なにせ、ロープを張りながら一定の距離を保って歩かなくてはいけないので、残念なことに途中で写真取る暇がまったくありません。
やっと途中で休憩できるところに出たので、ガイドさんに綱をはずしてもらい(なんか飼い犬みたいな気持ちになりますが。。。)少し、写真をとりました。本当に天に近いところにいるなぁという実感がわいてきます。
そして、人の作ったものが360度まったく見えない場所に自分がぽつんと立っていると、実感として、地球も惑星だなぁなんてちょっと感じました。他の惑星の自然ってどんなんだろうなぁなんて、少し詩人めいたことも考えたりして。
気を取り直して、ロープをつなぎなおし、今度は尾根から氷河側におりて、氷河を違う方向に山の頂上目指して登っていきます。
後ろを振り返るとこんな感じ。
氷河の境の尾根を、ずっと向こう側から歩いてきたです。なのでスタート地点は写真の右上あたりの尾根。そして尾根づたいを途中からはずれて、氷河を登ってきているわけです。
が、先を見ると、実は結構な斜面。雪山(氷河山?)を登るのって結構大変。。。私達が目指しているのは、右側上にチラッと移っている岩山の天辺。先は長し。この写真だとほんの一部しか写ってないのでわかりずらいのだけど、実は結構急な岩山。。。あんなとこの天辺なんていけるのかしら?とちょっと不安に。
ちなみに、私のすぐ前はガイドのポール。彼が安全なところを選びながら導いてくれるので、登山初心者の私達も安心というわけですね。安心なはずだけど不安な私。
やっとの思いで岩山の前について、今まで杖代わりにつかっていたビッケルをここへ置いていくようにといわれました。なんのことないですねー。やっぱりーーーという感じもしますが、ここからは、ちょっとしたロッククライミングです。ガイドさんに導かれ、人々が二人づつ綱につながれて頂上へ連れて行かれる図。
下から見てると、自分にできるのかなぁと不安になります。両側崖ですし。。。実際やってみると思ったとおり、何箇所か「無理」と思う場所も。一部、本当にロッククライミング状態で、足を引っ掛けるところもあまりないのに、無理だーと何度か弱音を吐く私。ガイドさんに叱咤激励されながら、なんとか時間をかけて頂上へ到着ー。達成感♪ここで天に一番近いランチ。
ランチをたべながらの眺め。
意外と頂上せまいんです。。。ガイドさんからは危険だから立たないようにといわれました。
360度色々な眺めが楽しめます。
この最後の眺めで来た道を振り返りました。こう見ると意外と近いのに、ここまで来るのに約3時間。。。長かったような短かったような。
ランチを食べ終わったグループ(というか先に来ていたグループ)から順に下におりていくことになりました。
ランチを食べつつも段々またナーバスになってくる。。。登るのがアレだけ大変だったら、降りるのだって大変なはずだよなぁ。と。。。
降りていく人は段々小さくなっていくが、途中からもう私のいるところからは見えなくなってしまう。一体みんなどんな風におりてってるんだろうか。。。それに、段々雲行きも悪くなってきて、頂上は段々強い風が吹くようになってきた。さらにナーバスに。。。
自分たちが降りる番になってびっくり。上がってきたのは、尾根づたいだったが、降りる時は来たところを帰るのではなく、崖くだり?こんなの映画とかでしかみたことないんですけど。かなりビビッている私に、ガイドさんはちょっと笑ってました。初めてで要領を得ない私は、何度か崖壁に激突。でもなんとか降りてこられた。神様に感謝。降りてきてから思ったけど、ロープを信用してリラックスしながら降りてくれば、あんなに激突しないですんだだろうなぁと。私はあまりに緊張して、崖を歩きながら降りてきたのです。でも、タダぶら下がってるだけの方が安全に降りて来れるらしい。なるほど。って今聞いてもおそいけどね。。。
これは私の次に降りてきたうちのだんなが、すいすいと崖を降りてくるところです。
色々大変だったけどすごい達成感がありました。今日のハイキングはほぼ終了。15分ほど氷河を下った平らなところで、ヘリコプターを待ちます!
ヘリを待ってる途中振り返ると、今日登った岩山。記念にパチリ。ちなみに左側の岩の天辺が、ランチ食べたとこです。写真ではちいさくみえるなぁ。実際の岩山はかなり大きかったんだけど。写真ではなかなか大きさが伝えられないのが残念。
またやってみたいなー。登山系ハイキング。でも、ガイドさんに言わせると、この日やったのは初心者向けなんだそうで。それでもかなり難しかったから、やっぱり難しいかなぁと思いつつ、やっぱりまた挑戦してみたい!!
この日が一番天に近かったかな。
3日目以降はまたそのうち。