前進あるのみ

真面目で何事にも一生懸命に前向きにをモットーに頑張るのみ!

広橋梅林後吉野 後編

2010年02月22日 | Weblog
何と言ってもあの広大な敷地面積を誇る広橋梅林の梅が満開であろうことを期待していた
私たち。しかしふたを開ければまだちょっと早かった。
かろうじて咲いている花をめがけてカメラで写真撮影。

2週間後に又来よう・・・と簡単に言ったものの、行くとなれば鍋谷越えて(金剛でもいいん
だけど)五条に抜けて広橋梅林への坂を登り、又金剛から帰る長距離コースになるものの、
2週おきに長距離を走っているため、もう慣れっこになっちゃった。とはいうものの、日に日に
登りが遅くなっているような気がするものの、速さにこだわらなければのんびりしっかり
自転車に乗れることほど楽しいものはないのだ。喜

時間を見計らい、まだこの時間なら先々週よりだいぶ早いから一旦降りて吉野山に登ることが
できるという旦那。結果的にせっかくここまで来たのだから吉野に上ろうということに・・・




少々足は疲れていたものの、一旦下って吉野山に登るために少し平坦を走る。
その道はいつのまにか、あのグランフォンド吉野の最終区間とも言える黒滝エイドステーションの
あった場所に近かった。私はこのとき、グランフォンド吉野のあの辛くて必死だったときの
ことを思い出していた。
正に時間との戦い。おと年は悔しくも関門時間2分後に到着。
スタッフの人に、必死で講義した私。あのときは必死だった。たった2分の差でタイムオーバー。
ちょっとぐらい負けてよ!ほんまに一生懸命走ってきたんやから・・・とスタッフにどなりつけた私。
けど、タイムオーバーは変わらない。いや!私はこのまま走る!と言い放ち、興奮覚めやらな
かった。

そして、リベンジを迎えた去年のチャンス!厳しいコースに再び挑んだ。その前のトレーニングも
旦那と色んなところに走りに行った。登り中心の長距離。暑さに自分の身体がひからびそうに
なったときもあった。軽い熱射病の気配。意識が薄れ、軽い脱水症状になりながらも鍋谷を
登ったこともあった。厳しい日差しが容赦なく身体を熱くさせる。そんな日々をのり越え、挑んだ
グランフォンド吉野の当日は雨。土砂降りの中をかきわけて必死に走る。厳しい登りでは足が
廻らず、何度となく挫折しそうになる。チームメートも頑張っている。そう、私は仲間に確実に
支えられ、勇気をもらって一心不乱に走り続けた。時間を見計らい、旦那が、このペースなら
関門はクリアできるよ・・・頑張れ!と後押しされ、雨で全身ずぶ濡れになりながらとにかく必死に
走ることだけに集中した。そして完走率49%という中に見事自分が完走できたことへの感動は
計り知れない。

吉野への約2kmぐらいの登りを上りながら、私はそのときの強い執着心を思い出していた。
できることならそのしんどさはあまり再びもう一度走ろうとは好んでは思わないのだけれど・・汗
だって、去年完走できても今年も同じように完走できるとは思わないし、今の方が正直登りは
遅くなっているから・・・汗 それに今年は出来たらグランフォンド福井の150㎞に参加して
みたいという希望があるからだ。

けど、吉野も走りたいよね。ま、ゆっくり考えよう。




世界遺産の吉野山。やっぱり吉野はいつ来てもいいよね。素晴らしい山の景色が私を
歓迎してくれている。一年のうち、何回か吉野まで走りに来る。その度に感動を与えてくれる
のだ。決して吉野山への登りは厳しいものではない。しかし、岸和田から行こうと思えば
一山越えてさらに平地を永遠と走り、又一山越えて帰ってこないといけない。しかし、それが
しんどいと思わないのが不思議だね。しんどい・・・より楽しい・・・の方が勝っているからだろう。
喜びと感動の気持ちを与えてくれる自転車に私は感謝したい。

吉野の山を下っている最中にメーターは既に100kmを越えていた。
果たして家に帰ったら何キロになってるのかな~とかなり距離が伸びることを想像した。
この前は吉野には登らず、広橋の下見だけして帰ったから156kmほどだった。今回は
明らかにもっと距離が伸びるだろうと直感した。



吉野山を下り、永遠と30km/hオーバーで平地をひた走る私たち。
そして金剛に登る手前のコンビニに夕方4時前に着く。ここで一呼吸おいて、少し補給し、
金剛へと登っていく。時間から逆算したら多分頂上には5時過ぎかなーということに・・・
コンビニで少し休憩したからね~
いつも金剛を登るときには疲れ果てた状態で登る。この日は、朝の方が足が重かった。
金剛は意外と足が前に進む感じがあり、わりといいペースで登れたのには嬉しかった。
予想より少し早めに山頂に到着。

登っている最中に旦那が写真を撮ってくれた。旦那はまだまだ余裕の表情をしていた。
私は作り笑い。笑 まあ、このときの金剛はいつもより楽に登れた感覚があったから、
良かったね。写真でももう夕方近くなってるの、わかるかな?けどね、この日も暗くなることを
想定してライトをつけていってたから暗くなっても平気だったんだ~
最近、準備万端にライトを必ずもって行くのが習慣になったね。喜
それに先々週と比べて少し日が長くなっているということもあり、半ば少し気持ち的に
余裕があった。



無事、金剛トンネルの手前に到着。旦那はさほど疲れていないという。
そりゃ、私のペースに合わせて走ってくれてたら疲れないだろうね。
それとも身体は疲れていても本人が気がついてないだけかも・・笑
ははは、無茶苦茶言ってるね。けど、冗談で本人にそう言っても、本人も納得してるんだ~
そうそう、僕が気がついてないだけかも・・・って・・・笑



金剛を無事下って河内長野から家路に着く手前にもう一つ、天野山という山を
越えないといけないんだよね~
天野山カントリークラブというゴルフ場があるちょっとした山を・・・
これが又応えるんだワン。ちょっとした坂なんだけど、疲れ切ってもう足パン!というときに
ムチ打つかのように立ちはだかる、ちょっとした坂が凄い激坂に見える。
けど、そこを越えないと家には帰れない。泉北の方を廻るという手もあるけど、ちょっと
遠回りになるんだよね。おまけに車も多いし・・・
ということで素直にその坂をエッチラオッチラ・・・ライトをつけて登る・・・登る・・・登る・・
殆ど足が残っていない状態でヒョロヒョロと登る。

そして無事家に到着。

走行距離170kmだった。
しんどかったけど、楽しかったツーリング。
又行きたい。
そして懲りもせず、明くる日にはチーム練に参加した私たち。
当然日曜はクーリングで足をクルクル回すことに徹した。
そのレポは又今度~


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