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観客席で思ったこと ~200文字限定のスポーツコラム~
 



<スポーツ雑感+ 2017/1/4>
命名権の売却を検討している新国立競技場。あわせて球技専用に改修することも考えられているようだ。サッカー専用にして、Jリーグ・クラブの本拠地に、という考えなのだろう。サッカーファンからすれば「勘弁してよ」と言いたくなる。球技専用にすると言っても、所詮、陸上トラック部分を観客席にする程度だろう。ピッチには近いかもしれないが、サッカーの面白さを観ることはできない。もちろん、既存の6万8千のスタンド席がピッチに近くなるわけではない。どうせなら、トラックがある方が、あきらめがつくというものだ。仮に4万人が入っても、スタンドのガラガラ感はぬぐえない。密度の高い、熱気のこもったスタジアムでサッカーを楽しみたい、それに、近い将来、日本の陸上界が世界をうならせる日がくるかもしれないではないか。ケンブリッジ飛鳥、サニブラウンらの飛躍で、新国立競技場を満員にできるかもしれない。命名権にも言えることだが、赤字を出さなければ国民の理解を得られるというものではない。赤字運営でも、必要だから造るのが公共の建造物だ。新国立競技場は、スタートのボタンのかけ違いが、ずっと尾をひいているようにしか思えない。残念極まりないレガシーになりそうだ。


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